ジェッターマスル

愛媛新聞7月12日付より。
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東映チャンネルで8時から放送される番組は、なんと『ジェッターマスル』。

マッスルな筋肉ムキムキのアトムが出てきそうなタイトルです…(笑)
午後の放送分はちゃんと『ジェッターマルス』になっているのがシュールです。
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# by fujiko-kei | 2011-07-14 20:36 | 雑記

『キテレツ大百科』の提供画面

以前どこかの掲示板で、「アニメ『キテレツ大百科』本放送時の提供画面はどのようなものだったのか?」…という質問を見たような気がするのですが、手元に本放送時の録画が何本かありますのでここでにご紹介します。

当方の手元にある録画は、第14回('88.06.26放送)、第69回('89.11.12放送)、第227回(放送226回、'93.08.22放送)、第331回(最終回、'96.06.09放送)の4回分。

こんな感じです。
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左上から、第14回、第69回、第227回、最終回それぞれの提供表示第一画面。

…ということで、『キテレツ』は初期の回から最終回まで提供画面がブルーバックでした。
イラストの入った提供画面が使われだしたのは、後番組の『こちら葛飾区亀有公園前派出所』からということになります。

フジ日曜ゴールデン枠では、18時の『ちびまる子ちゃん』がかなり最近まで(2005年頃まで)ブルーバック画面を使用していましたが、現在はイラスト入りとなっています。
18時半の『サザエさん』の提供画面はお馴染みの「エネルギーとエレクトロニクスの―」のもの、複数社提供になってからは背景入りを使用して現在に至っていますので、基本的にブルーバック画面を使用したことは無いのはないでしょうか。

『キテレツ』の録画はもう一本、1991年末の90分特番も手元にあるのですが、こちらは番組中で提供画面の表示自体が無かったようです(録画が不完全なため断言はできませんが…)。


番組中で流れていた電気事業連合会のCM。
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動画サイトに転がっていたりするCMは、最後が「電気事業連合会」と表示されているのですが、手元にあるものはなぜか「関西電力」名義になっています。コロ助も「関西電力!」と言っています。
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左:関西電力バージョン、右:一般的なバージョン

当時は近畿地区のみ「電気事業連合会バージョン」ではなく「関西電力バージョン」に差し替えられて放送されていた、ということでしょうか。他の電力会社のバージョンも存在したりするのですかね…?

電気事業連合会のCMは、少なくとも以下の7種の存在を確認しています。
「電気の道筋を追ってみよう」編
「電気って見えないけど色んな形で働いてるんだよ」編
「電気が使われる前の暮らしを見てみよう」編
「会社で働く電気を探してみよう」編
「農場で働く電気を探してみよう」編
「電気の上手な使い方って知ってるかい?」編
「発電所の仕事って知ってるかい?」編
※タイトルは私が便宜的に付けたものですので正式なものではありません


こちらは本放送時の「次回もお楽しみに」アイキャッチ。
この絵は色々ところで使用されているような気がします…が、どこで見たのかイマイチ特定できません。
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後番組の『こち亀』では、特番等の例外を除いてアイキャッチは廃止されています(放送初期には存在していたかもしれません)。『ちびまる子ちゃん』のアイキャッチは現役かと思われますが、ここ最近はあまり視聴していないため未確認です…。

参考:『うる星やつら』本放送時のアイキャッチ。
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1980年代前半頃のものですが、『キテレツ』と同じフジテレビ系ですので文字の入れ方が似ているような気がします。


次回かその次あたりにはモノクロ版『ロボタン』の続報をお届けしたいしたいと思っていますが、記事がなかなか完成まで漕ぎ着けられませんので公開はまだ先になるかもしれません。
激しく需要が無いと思われますが乞うご期待。
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# by fujiko-kei | 2011-06-21 19:53 | 雑記

ピープロアニメのビデオ化について

※後日画像追加予定

うしおそうじ氏をを中心として、1960~70年代に多くのテレビ番組を制作したピー・プロダクション。
ピープロといえば『マグマ大使』や『快傑ライオン丸』といった特撮ヒーロー物のイメージが強いですが、初期にはアニメ制作も手掛けています。
しかし、一部のパイロットフィルムを除いてすべてモノクロ作品であることや、アニメ主題歌集CD等に主題歌が収録されていないことが多い、近年の再放送の機会が極めて少ない、そもそもフィルムの現存状況すら怪しい…ということもあり、現在私たちがピープロアニメに触れることのできる機会は少なく、かなりマイナーな存在となっています。
しかし、意外にもビデオソフト草創期やCS草創期にビデオ化・再放送が行われたとされる作品も多く、今回は様々な情報をかき集めましたのでご紹介します。



0戦はやと
ピープロTVアニメ第1号。原作は『タイガーマスク』や、マニア御用達『ばくはつ五郎』の辻なおき先生。
第2次大戦を描いたアニメといえば『アニメンタリー 決断』が有名ですが、それより以前に製作された本作も、日本アニメ史上数少ない(フィクションではありますが)戦記アニメ作品です。
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本作はビデオ未発売という印象がありますが(以前は私もそう思っていました)、実際は当方で確認できた限り2種類が発売されていました。

1つは、「ジャパンホームビデオ株式会社」というところから『名作アニメーション 0戦はやと』として発売されたもの(約30分/9800円)。同社はVシネマの発売がメインの会社のようですが、かつてはOVAや『ふしぎなメルモ』のビデオ、教育アニメ関係のビデオもリリースしていました。

このテープは以前レンタルショップに置かれているのを見つけ、実際に映像を見たことがありますので、まずはこちらのバージョンの内容を詳しくご紹介します。

ビデオのオープニング映像はボーカル・ショップ版(『はやと』オープニングには、ボーカル・ショップ版とひばり児童合唱団の2種類が存在)のノンテロップ映像にメインタイトルを電子テロップで重ねたもの(後述のオープニング集収録素材と同一)。
オープニングの最後はフェードアウト処理されており、別に主題歌集でビデオ化されているひばり児童合唱団版オープニングと比較してみると、ひばり版が1分25秒程なのに対して、ビデオ収録のボーカル・ショップ版は1分22秒と若干短いです。

本編映像に関しては、フィルムのロールの最初と最後が傷だらけ&何箇所かフィルムが切れた形跡があるという以外、まずまずの状態です。
Wikipediaに載っていた放映リストでは第1話のサブタイトルが『行け爆風隊』となっているのですが、このビデオに収録されている映像には、サブタイトルがフィルム焼き込みで『第1話 奇襲』としっかり書かれています。資料が少ないことで、放映データにも混乱が生まれているのでしょうか。
第1話の内容自体につきましては後日別に取り上げるつもりですので、今回は省略いたします。

エンディングは収録されていませんでした。ピープロアニメは資料が少ないため、そもそも本放送時にエンディングが存在していたのかどうか自体、よく分からないのですが…。

ビデオの最後には、同社のビデオの宣伝として、当時発売中だった『ハリスの旋風』オープニングと、発売予定のパイロットフィルム『野ざらし』(詳細は後述)のダイジェスト版(?)を収録されていました。


ジャパンホームビデオ版とは別にもう1本、『0戦はやと』1話分を収録したビデオが「株式会社芳友社」というところからも発売されていることを確認していますが(約30分、12000円)、現物を持っていませんので収録作品の話数等、詳しい内容は未確認です。
価格から考えるとこちらの方がリリース時期が古いのかもしれません。

その他の情報ですが、CS局・レモンチャンネルの開局初期にピープロ作品の再放送が行われた際、『はやと』も放送されたらしい…という情報がありますが、詳細は不明です。
放送されたのかされていないのか、放送されたのであれば作品の話数等をご存知の方、ぜひご一報ください。



ちびっこ怪獣ヤダモン
ピープロアニメ第2号。原作は社長のうしおそうじ(=鷺巣富雄)先生ご自身です。
本作のビデオソフトは1980年代にビデオショップを経営していたピープロが、主に通販向けに販売していた一連のビデオの中の1本。実物の写真等は確認できていませんが、1984年の雑誌『宇宙船』に広告が掲載されていたのを確認しています(広告では『ヤダモン』と表記)。
手元に『宇宙船』現物が無いため価格は失念してしみましたが、確か9800円だったと思います。

広告によると収録内容は、第1話と思われる『ヤダモン誕生』と、実験的に実写との合成を用いたという『チャンネル0の世界』の2本のようです。本作の本放送時のフォーマットは1回=15分×2話の構成ですので、収録時間的には放映1回分に当たりますが、本放送の第1回がこの2話の組み合わせだったかは不明。オープニング・エンディングの収録状況も未確認です。

他に当時ピープロから発売されたビデオソフトとして、(アニメではありませんが)特撮作品『豹マン(ジャガーマン)』と『豹マン(ひょうマン)』のパイロット版を収録したビデオ『ジャガーマン(ジャガーマン)』(約30分(?)/9800円)や、『シルバージャガー』パイロット版とピープロの旧作ダイジェストを収録した『シルバージャガー・メイキング シルバージャガーの誕生』(約60分/14800円)などがあります。『宇宙猿人ゴリ』パイロット版も発売予告が行われていましたが、実際にリリースされたかは未確認。
ビデオ『ジャガーマン』、『シルバージャガーの誕生』の発売元はどちらも「SHOWA」という会社ですので、『ヤダモン』のビデオも同様にSHOWAから発売されていた可能性が高いです。

『ジャガーマン』や『シルバージャガー』のビデオはネットオークション等に稀に出品されていることがあるのですが(数千円~万円単位の値が付いています)、『ちびっこ怪獣ヤダモン』は未だジャケット画像すら見たことがありません。
発売時期が古い、大手メーカーからの発売ではない、そして発売当時時点での『ヤダモン』の知名度(現在でもカルト的人気のあるピープロ特撮作品と比べるとかなりマイナー→当時からビデオの出回っている数は少ない?)から考えても、現在このビデオの入手は相当困難と思われます。
当時の広告には「発売中」と記載されていましたので、ビデオが発売されていたこと自体は間違いない筈ですが…。

この他、東映ビデオから発売された主題歌集ビデオ『TVヒーロー主題歌大全集9 ピープロ編 「クラブ君の冒険」から「冒険ロックバット」まで』(詳細は後述)に、『チャンネル0の世界』のダイジェスト版か何かが収録されている…という情報が某巨大掲示板に書き込まれていましたが未確認。
また、本作も90年代にレモンチャンネルで何話か(全話?)の再放送が行われたという話がありますが、話数等の詳細は不明。



ハリスの旋風
原作はちばてつや先生で、以前は再放送にかかることも多かったため知名度も高い『国松さまのお通りだい』の前身。ピープロアニメの中では本作が一番有名でしょうか。

近年になってフィルム発掘され、奇跡的に全話DVD化された…という逸話がよく知られていますが、当初からフィルムが全く残っていなかったわけではなく、1970年代後半のアニメブームの際にはテレビで映像が取り上げられていますし、主題歌集ビデオ関係にも以前からオープニング映像が収録されていました。
本編を収録したビデオも発売されています。発売元は『0戦はやと』と同じくジャパンホームビデオ株式会社で、『名作アニメーション ハリスの旋風』というタイトルが付けられていました(約60分(?)、9800円)。
収録内容は『秘剣で勝つぞ!』、『ミスター国松!』、『大阪観光事件!』、『国松の初恋』の4本。マニアックな方は、ここで「DVD収録作品が1話も無いやないか…!」と思われるかもしれません。その通り、DVDに収録されている作品と同じタイトルの作品が1話もありません。
これは本作の、フィルム原版にテロップを焼き込んでいないという制作形態(古いタツノコプロ作品や虫プロ作品も同様)に加え、当時の正確な作品データも残っていないためにこのような問題が生じているものと思われます。
DVDではサブタイトルを台本等から付け直したそうですが、ビデオでは何らかの別の資料からサブタイトルを付け直した、あるいはビデオ編集者が本編を見て適当にサブタイトルを付けた、ということなのでしょう…。
ビデオ版収録作品とDVD版の作品リストを比較する限り、ビデオ版の『大阪観光事件!』=DVD版の第60話『大阪行超特急』のような気がします。

ジャパンホームビデオ版『0戦はやと』の最後に収録されていた宣伝によりますと、ビデオ『ハリスの旋風』の収録時間は60分となっていました。しかし、1話20分で計算したとしても60分に収めることは不可能なはず…。『ハリス』は1回=2話構成でもありませんし、謎です。

その後、本作は2004年に全話のDVD化(ただし音声が現存しない第64話『サボテンX』は映像+字幕のみの収録)が行われました。
これまで主題歌集ビデオ等に収録されてきたオープニング映像はメインタイトル以外テロップの無いのものでしたが(東映ビデオ『TVヒーロー主題歌全集9 ピープロ編』およびジャパンホームビデオ版『ハリスの旋風』収録のオープニングは未確認ですが、おそらく同様なのではないかと思います)、DVD収録のオープニングには、最後にカネボウの提供テロップが入っています。



ドンキッコ
ピープロアニメ第4作にして最終作。『ハリスの旋風』の後番組です。
原作は大御所・石森章太郎先生なのですが、今となっては本作が恐らくピープロアニメの中で最もマイナーといえる存在となっています。また、古参の石森アニメの中では唯一、(オープニングを除いて)未だかつて一度もビデオ化されたことのない作品です。
スタジオ・ゼロ原作の『レインボー戦隊ロビン』を除くと、『海賊王子』に次ぐ石森テレビアニメ第2作は本作と思われます(石森作品に詳しくありませんので、違っていたら申し訳ありません)。
ちなみに本作が終了してから約3ヶ月後、TV版『サイボーグ009』の放送が開始されています。

近年の再放送は、他のピープロアニメと同様にレモンチャンネルで放送されたという説がありますが、未確認です。

少し話はそれますが、本作の単行本は秋田書店サンデーコミックスから全2巻で出ていました。少なくとも昭和50年代始め頃まで増刷していたのを確認していますが、他のサンデーコミックスから出ている石森作品と比較して、流通量が圧倒的に少ない気がします。



主題歌集ビデオ
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1980年代半ばに東映(東映ビデオ)が歴代ヒーロー&アニメの主題歌集ビデオをリリースしたのを皮切りに、その後次々とアニメーション各社の主題歌集ビデオが発売されました。
主題歌集ビデオには本編のビデオ化が期待できないマイナー作品でも映像が収録されたことで、今となっては「動いている映像が全く流通していないアニメ」は極少数となりました。動画サイトに転がっているピープロアニメのオープニング映像は何処から出てきたんだ…?と思われた方もおられるのではないかと思いますが、大概それらの出処は主題歌集ビデオです。

ピープロ制作アニメの主題歌映像が収録されているビデオは、当方で確認できた限りで3種類。
まず、東映ビデオの『TVヒーロー主題歌大全集』シリーズ(『○○(会社名)TVアニメ主題歌大全集』シリーズの前身)の1本として発売された『TVヒーロー主題歌全集9 ピープロ編 「クラブ君の冒険」から「冒険ロックバット」まで』(以下「1」と表記)、株式会社ハミングバードの『ピー・プロ テーマ&変身 コレクション』(以下「2」)、そして同社の『マニア愛蔵版 懐かし~いTVアニメ主題歌コレクション』(以下「3」)です。
すべてレンタルビデオ版も出ていますので、根気よく探せば現在でもレンタルしている店があるかもしれません。また、「2」と「3」はLD版も発売されています。



詳細に移りますと…「1」は歴代ピープロアニメ&特撮作品のオープニングを収録したものですが、現物を見たことがありませんので、詳しい内容は不明です。各作品の放映データを記載したカードを封入、価格は6800円。

1980年代中頃にリリース開始された『TVヒーロー主題歌全集』シリーズ(1~19まで存在を確認しています)ですが、1990年代になってTVヒーロー主題歌全集1 特撮編』→『東映TV特撮主題歌大全集1』、『エイケンTVアニメ主題歌全集8 エイケンアニメ編』→『エイケンTVアニメ主題歌大全集 1といったように、一部増補・削除の上で(『TVヒーロー主題歌全集6 アニメ編』収録の『ピンクレディー物語 栄光の天使たち』のように、この再発時に削られてしまった作品も存在します)価格を下げて再発されました。
しかし、この際に東映ビデオから『TVヒーロー主題歌全集9 ピープロ編』の再発に相当するビデオがリリースされることはありませんでした※。
代わりに、次に書きます「2」が他社から発売されています。

※補足になりますが、『TVヒーロー主題歌全集15 アニメ編』(1989~93年頃の東映アニメ主題歌を収録)の再発に相当する再発ビデオも存在しません。その更に再発であるDVDでも同様に、『主題歌全集15』収録分は抜け落ちています。



「2」はピープロ歴代アニメ&特撮作品のオープニング映像に加え、特撮作品のダイジェスト集と『怪獣王子』のノンテロップ版予告エンディング(白黒フィルム)を収録したもの(VHS:4800円、LD:価格不明)。
(「1」自体見たことがありませんので何とも言えませんが、「1」ジャケット掲載の収録内容を見る限り)基本的には「1」の内容に特撮ダイジェスト集&『怪獣王子』予告エンディングを付け加えたものではないかと思われます。
(「1」にも特撮ダイジェスト集が収録されているという話を聞いたことがありますが未確認です)

「2」収録作品の内アニメは、(『クラブ君の冒険』)、『0戦はやと』、『ちびっこ怪獣ヤダモン』(2種)、『ハリスの旋風』、『ドンキッコ』となっています。
収録映像の特徴としまして、『0戦はやと』はメインタイトル部が電子テロップ合成のバージョン(ジャパンホームビデオ版『0戦はやと』オープニングと同様)、『ハリスの旋風』はカネボウの提供テロップ無し、『ドンキッコ』はカネボウの提供テロップ付…といった具合です。



「3」は、各アニメ会社の主題歌集ビデオから漏れるようなマイナーアニメの主題歌ばかりを収録した、かなりマニアックなビデオです。
ピープロ作品以外で収録されているものは、日本テレビ動画系作品(『戦え!オスパー』、『モンシェリCoCo』他)、スタジオ・ゼロ作品(『佐武と市捕物控』他)、放送動画製作作品(『ファイトだ!ピュー太』他)、第一動画作品(『妖怪人間ベム』他)、テレビ動画作品(『宇宙人ピピ』)…など。

ピープロアニメに関して「3」の収録内容は「2」を概ね踏襲していますが、一部異なっています。
「2」に収録されていたのに「3」に収録されていないものは『クラブ君の冒険』オープニング&サブタイトル画面(本作はオープニングのみアニメで本編は実写ですので、未収録で当然といえば当然ですが)と、『ちびっこ怪獣ヤダモン』オープニング(『オー・ノー ヤダモン』版)です。
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逆に「2」に収録されておらず「3」に収録されているものとして、『0戦はやと』オープニング(ひばり児童合唱団版)があります。こちらはビデオ化されているボーカル・ショップ版オープニングとは異なり、メインタイトル部も含めて完全にノンテロップかつ、ボーカル・ショップ版ではフェードアウトされていたオープニングの最後まできちんと収録。オープニング後には明治キンケイカレーの提供画面も付いています。

少し気になる点としまして、
「3」収録映像の内、「2」にも被って収録されているピープロ作品のみ、妙に白みがかったようなモヤモヤした画質となっています。ピープロ以外の収録作品は綺麗な画質ですし、ピープロ作品であっても「2」に未収録でこのビデオにしか収録されていない『0戦はやと』ひばり児童合唱版オープニングは綺麗です。謎。

このビデオのもうひとつの特徴は、映像と映像がキツキツに詰められ「間」が全く無い、具体的には、映像が終わった後に黒画面を挟まずに、いきなり次のコマから次の映像が開始されるという点です。
『ドンキッコ』オープニングなどは、「2」ではオープニングが終わってカネボウの提供画面が出た後、フィルムの終わりまで収録時間が長くとられていたものが、「3」では提供画面が出たとたんにブツ切りされ、次の映像が開始されています。『0戦はやと』ひばり児童合唱版オープニングでも同様。「明治キンケイカレー」の提供画面が出た瞬間に映像がブツ切りになって次の主題歌が始まっており、明らかに早く切り過ぎです。

私は「3」をLD版で所有していますが(ビデオ版も恐らく完全に同一内容だと思います)、総収録時間は29分、CAV(高画質モード)片面収録となっています。
CAV片面には30分しか入りませんので30数分の映像をCLV(長時間モード)収録するのも勿体無い、両面収録すると予算がかかる…ということで、何としてでも30分以内に収めるために限界まで編集した結果、このようなキツキツ&ブツ切り収録となったのでしょう…。
『ちびっこ怪獣ヤダモン』の『オー・ノー ヤダモン』版オープニングが未収録となった理由も、このあたりの収録時間的な問題によるものだったのかもしれません。



非常に長くなりましたが、ピー・プロダクションのアニメのビデオ化状況に関する解説は以上の通りです。結局のところ、DVDが発売されている『ハリスの旋風』以外はビデオを入手することはかなり困難ということになります…。
その他、パイロット作品に関しても、ビデオ化されている(かもしれない)作品や、個人で映像を視聴する手段のある作品が存在していますので、参考程度にご紹介します。



野ざらし
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本作は、三代目春風亭柳好さんの落語『野ざらし』の音声にアニメをつけたもの。Wikipediaによると制作は1977年のようです。
映像の冒頭に売り込み用(?)の解説が表示されていましたので引用いたします。
この企画は――――――――
名作落語を、アニメ化するとどんな風に、あたらしい娯楽番組が出来上るかという、ひとつの試みです………………

現代、年寄りから若者まで、最も支持され人気の高い落語を、ビジュアル志向の現代人好みにあわせて、完全アニメーション化した作品です。
落語の音声にアニメを付けた作品として『らくごアニメ 滝田ゆう落語劇場』や、今では『落語絵ばなし』などの作品が存在していますが、それらの元祖が恐らく本作です。

ビデオ化は、ジャパンホームビデオ版『0戦はやと』VHSの最後に、発売予告としてダイジェスト版が収録されているのを確認しました。実際に発売されたのかどうかは不明。
ダイジェストの数分を見ただけではありますが、別に落語に興味があるわけではないでない自分には、見ていて結構辛いものがありました…。



カミナリゴロッペ
「『かみなり坊やピッカリ★ビー』の間違いじゃないのか」と言われそうですが、原作はムロタニ・ツネ象先生ではなく社長・うしおそうじ先生&板井れんたろう先生の『かみなりゴロッペ』で、光文社の雑誌『少年』(『鉄腕アトム』や『忍者ハットリくん』の掲載誌)に掲載されていました。

パイロット作品という性質上、TV放送やビデオ化が行われていない(はず)幻のアニメですが、検索をかけてみると本作と思われる16mmフィルムを所蔵している図書館等がいくつか見つけました。宮城県塩竈市民図書館視聴覚センター東京都武蔵野市教育委員会(PDF注意)、岡山県生涯学習センターの3ヶ所での所蔵を確認しています。年代的にも恐らくこのフィルムがピープロ制作の『カミナリゴロッペ』で間違いないと思うのですが、断言はできませんので(まさかいるとは思いませんが)、もし「フィルムを借りてみよう!」というファンの方がおられましたらその点をご理解ください。

あらすじは、塩竈市民図書館のリストによると「カミナリ坊やのゴロッペ君が雲から足を踏み外し、地上に落ちてしまい、やさしい一家に迎えられて、地上での生活がはじまりました…」、武蔵野市教育委員会のリストによると、「雲の上から誤って地上に落ちたゴロッペ君の失敗と活躍の物語。」とのことです。

フィルムの時間は14分。武蔵野市教育委員会のリストではフィルムの購入年度が「(昭和)44年」となっていますので、制作はそれ以前ということになります。



宇宙船レッドシャーク
原作は横山光輝先生。企画自体は輸出を視野に入れてカラーでの制作が予定されていた、とのことですが、結局1965年頃に制作されたパイロットフィルムのみで終わってしまいました。
『ランデヴー』第5号(『月刊OUT』1978年7月25日号増刊)には「幻のアニメシリーズ 宇宙船レッドシャーク」としてフィルムストーリーが紹介されています。



画像引用元
『0戦はやと』オープニング
ビデオ『ピー・プロ テーマ&変身 コレクション』メインタイトル
ビデオ『マニア愛蔵版 懐かし~いTVアニメ主題歌コレクション』メインタイトル
『ちびっこ怪獣ヤダモン』オープニング
パイロットフィルム『野ざらし』
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# by fujiko-kei | 2011-04-29 20:23 | 雑記

京都に移住・雑記

大学の下宿先である京都に引っ越して約2週間、ようやく落ち着きました。
主にテレビに関する、個人的な最近の動向などをツラツラ書いていきたいと思います。

まずテレビの受信状況ですが、アナログ放送で受信良好なのはNHKと在阪準キー局4局とKBS京都、ややゴースト気味なのがNHK教育、サンテレビは辛うじて音だけ聞こえるくらいで、テレビ大阪とびわこ放送は全く受信不可でした。テレビ大阪くらいは映るだろうと思っていましたが、これは予想外。

「日本で唯一テレビ東京系が映らないのは兵庫県南部」、という以前どこかで聞いた話をまるっきり信じていましたが、実際は京都も駄目じゃん!ということでした…。
当方が居住しているのは比較的山手なのですが、もっと市街地の方では映るのかもしれません。

さて、KBS京都ではサンテレビと同様、朝にアニメ再放送枠がありますが、現在は朝7時半から『キテレツ大百科』が再放送されています。
サンテレビで毎日朝7時から再放送2本を見ていた身としましては少し物足りなく感じましたが、朝起きて『キテレツ』を見てから学校へ行けるのが嬉しいことには違いありません。

全国のU局で『キテレツ』が再放送されだしたのが2005年頃。
サンテレビではその後約3年(中断期間多数あり)でに全話放映が終了。他の大体のU局も2005年頃以来数年で放映終了となりましたが、KBSでは4月8日時点でまだ放映第223話(制作第222話)『ブタゴリラショック!母ちゃん面会謝絶』でした。
KBSの朝アニメ枠は最近まで「毎週月~金で毎日別々のアニメを放送」というスタイルをとっていたため、ここまで時間がかっているようです。現在では『キテレツ』は週5で放送されていますので、今年中には全331話が完結する模様。
この調子でいけば、来月には傑作(だったと思う)放映第252話(制作第253話) 『ボクがいない!!三十年後の同窓会!?』が放映されるので期待。

続いてのお楽しみは『中村貞夫の映画指定席』。
実際に見てみましたが、かつてサンテレビに存在したお昼の映画枠『アフタヌーンシアター』の火曜(毎週火曜が大映映画を放送する日でした)を彷彿させる「濃さ」が感じられます。中村貞夫監督の解説付き、そしてサンテレビと異なり大映作品以外でもOK、という点もレベルが高いです。今回の放送はマキノ雅弘監督作品『喧嘩笠』(1958年・東映)でした…凄いのやりますねえ。


ラジオの方もどのように受信できるか試してみました。
土曜日の『青春ラジメニア』がどうしても聞きたいので、まずラジオ関西の受信を試みてみましたが、元々遠距離受信である上、狭い部屋にパソコン、HDDレコーダー、ブラウン管のテレビ、蛍光灯…と受信障害の要素が集中していることもあり、受信環境がかなり悪いです。
現在部屋にあるラジオはSONYスカイセンサー5500(現在一番メインで使用)、真空管式のナショナルDX-365、MD・CDラジカセのビクターRC-Z1MDの3機ですが、ラジオ関西の受信に関してはあまり変わらない…といいますか、どれも最悪レベルです。

唯一、玄関付近のみ受信状況が少しはマシに感じましたので、持ち運びが容易なスカイセンサーを玄関に置き、百均の外付けスピーカーを部屋に引っ張って聞いています…(笑)
今度大きめのループアンテナでも作ってベランダに立ててみようと思います。

私が個人的に思う『青春ラジメニア』の素晴らしい点は、「毎回1曲はカルトな曲がかかるところ」です。
少し前、『わが友 玉井真吾』(『赤き血のイレブン』エンディング)が流れて大笑いした後、油断していると『モグロのサンバ』(実写版『笑ゥせぇるすまん』エンディング)が流れた時には吹き出しそうになりました…。このようなマニアックな曲が、有名な曲&最近のアニメの曲に交じって流れたりするものですから、カオス極まりありません。

その他、NHK、MBS、ABC、ラジオ大阪に関してはまあ良好でした。FMは詳しく確認していませんがNHK-FMとKissFM KOBEは入っていたのでとりあえず個人的には事足ります。


さて、当方の実家で受信しているサンテレビの話に変わりますが、現在同局朝枠で放送中のアニメ『トム・ソーヤーの冒険』は、少し前に各所で話題になっていたHDリマスター&画面比上下カット16:9の貧乏ビスタサイズ版でした。
実際に1回分を確認してみると…。(原版フィルムの)制作時点の画面構成が良かったのか、あるいは上下を切った際に不自然になるカットのみ丁寧にトリミング位置を動かしているのかは不明ですが、キャラクターの顔が見切れたりする(※)ような、明らかに無理のある構図は見られませんでした。
私自身、オリジナル画面サイズの『トム・ソーヤー』は5年以上前のサンテレビの放送を見たきりで、詳しく検証することはできませんが…。

地上デジタル放送をワイドテレビで視聴されている一般の方には、4:3作品がテレビ放送される際に出てくる左右の「枠」は無駄でしかない筈です。今後は、オリジナル画面上下の情報を犠牲にしてでも、4:3制作テレビ作品のこうした形態の再放送が増えてくるのではないでしょうか。

(※参考:上下カットにより無理のある構図になった例)
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画像は、テレビの4:3スタンダード画面を無理矢理シネスコサイズにカットして上映された『アタックNo.1』ブローアップ劇場版です。
頭が切れていたり、顔面がドアップになっていたり…と、かなり無理のある画面構成のカットが何箇所か出てきています。

…ということで、需要の無さそうなことを長々と書かせていただきました。
ようやく色々と状況が整いましたので、更新ペースを週1~週2を目標に頑張っていきたいと思います。
当ブログを定期的に読んで下さっている方が何人くらいいらっしゃるのか疑問なところですが、今後ともよろしくお願いします。

今後、4月~5月にかけての更新予定…(記事が8割方出来上がっているもの)
■アニメ『ロボタン』(モノクロ版)研究
■ピープロアニメ研究
■ビデオ「藤子不二雄映画全集」の全て
■曽我町子さんのオバQがカラーで登場 『喜劇 駅前漫画』アニメパート

画像引用元
劇場版『アタックNo.1 涙の不死鳥』
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# by fujiko-kei | 2011-04-15 19:46 | 雑記

謎の『サザエさん』…?

ちょっと気になったことがありますので、関西圏の皆様を中心に質問させていただきます。

本日のお昼過ぎ頃、京都のヨドバシカメラのテレビで、なぜか流れていた『サザエさん』をちょこっとだけ見ました。恐らく15時頃だったと思います。

「なんでこんな時間に『サザエさん』をやっとるんや…?」と思いつつその場を後にしたのですが、帰宅してから新聞テレビ欄を見てみると、15時~16時が競馬、16時~17時半がプロ野球(札幌ドーム)となっており、「サザエさん」の文字は全く見当たりませんでした。
某巨大掲示板やtwitter(あまり好かないのですが…)のログを見ても有力な情報は見つからず。

競馬か野球の雨傘として放送されたのか、地震関係で放送予定が変更になった結果なのか、あるいは『サザエさん』自体実際には放送されておらず、ヨドバシカメラのテレビが以前の放送を録画したものを流していただけなのか…?もしかすると内容は先週の地震で未放映になった分だったのではないか…?非常に気になっています。
(ちなみに先週放送予定だったタイトルは『未来のお嫁さん』、『うちの姉さん』、『タマとの秘めたる友情』の3本でした。)

私が見た謎の映像の特徴として、画面右上に「KTV」のウォーターマークがありましたので、放送局は関西テレビで間違いない筈です。提供画面も普通にありました。
確かL字画面で地震情報が表示されていたような…?無かったような…?
次回予告の詳細は失念してしまったのですが、予告ナレーションはマスオさんだったような…?
少ししか見なかったのでかなり記憶が曖昧ですが申し訳ありません。

また、本日放送分(ぼた餅のエピソード他)はリアルタイムで視聴しましたので、本日分と混同しているわけではないことは確かです。

本日(3月20日・日曜)お昼~夕方にかけて関西テレビをご覧になっていた方、15時前後に『サザエさん』が放送されていたのかどうか、ぜひ真相を教えてください…。
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# by fujiko-kei | 2011-03-20 21:31 | 雑記