藤子不二雄作品を中心とした、レトロ漫画・アニメに関しての調査・研究・ツッコミがメインです。


by fujiko-kei
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藤子アニメ「共演」史

さて、年末となりました…。
今回は藤子アニメから、別作品のキャラクター同士での共演シーンを集めてみました。

■『オバケのQ太郎b0134245_80516.jpgb0134245_801428.jpg
当ブログでも幾度となく取り上げてきましたが、藤子アニメで最古と思われる他作キャラクター同士の「共演」は、モノクロ版『オバケのQ太郎』第83回(全国ネット放送の最終回)『Qちゃんパーマン大かつやくの巻』('67年3月26日放送)でのQちゃん&正ちゃんとパーマンの共演と思われます。

密輸団を追うものの捕らわれてしまったQちゃん&正ちゃんを助けるため、パーマンがやって来ます。富士山をバックにパーマンが飛んでくる姿が非常に格好いい…(!)
密輸団を捕らえた後、パーマンの言った台詞は「この番組の主人公だよ」というもの。実はパーマンは間違えて1週間早く登場してしまったのでした。
…ということで、翌週から開始された『パーマン』の番宣のための共演でした。

どうでもいいですが、次作『パーマン』において、須羽家のテレビにはかなりの高確率でオバQが映っています。b0134245_826734.jpgb0134245_8261698.jpg
このあたりが、Aプロ(東京ムービー)名物「作画お遊び」の始祖なのでしょうか…?



■『ドラ・Q・パーマンb0134245_7342128.jpg
'80年4月8日『春だ一番ドラえもん祭り』で放送された作品。
ドラ&Qちゃん&パーマンが一緒にキャンプをするという異色のストーリーで、Qちゃん&パーマンはモノクロ『オバQ』最終話以来、約13年ぶりの再会となりました。

シンエイ版『オバQ』、『パーマン』はまだ放送されていませんので、パーマンは何故か黒いマスクを被っていたり、Qちゃんはどことなく『新オバQ』ティストで声も堀絢子さんだったりと、再アニメ化での設定とは異なっています。登場時のBGMも旧作のものが使われていたそうです。b0134245_7345641.jpg
しのだひでお先生の漫画版が『熱血!!コロコロ伝説』で復刻されたのは記憶に新しいですが、当時のアニメ誌に掲載されたアニメ版のスチールと比べてみると、ストーリーは原作と少し異なっているようです。
この作品ですが、何よりものび太&正ちゃん&ミツ夫(のコピーロボット)の共演が国宝級に貴重でしょう…(笑)何気ににOちゃんがいるあたりも素晴らしいですが…。

画像のスチールは、実際に使用したセルを使っているのか雑誌掲載用に描き起こしたものなのか不明です。



■『怪物くんb0134245_7304863.jpg
詳細はよく判らなかったのですが、シンエイ版『怪物くん』放映開始前後('80年秋頃?)の特番か何か(ドラのSP?)で怪物くん&ドラの共演があったそうです。
当時の『アニメージュ』にドラ&のび太が怪物屋敷で食事しているスチールが掲載されていました。



■『忍者ハットリくん+パーマン 超能力ウォーズ
■『忍者ハットリくん+パーマン 忍者怪獣ジッポウVSミラクル卵
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'84年/'85年の劇場版『ドラえもん』の併映作品。ハットリくん&パーマンが1作目は超能力研究家、2作目は謎の卵(植物宇宙人)と戦います。
作品はあくまでハットリくんが主役でパーマンは「プラス」されている形ですので、両作ともパーマンの大活躍は控えめとなっています。
両作とも原作漫画は安孫子先生1人で描かれていますので(TC版『ハットリくん』第13巻収録)、貴重な「安孫子版パーマン」を見ることができます。

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これらの作品でハットリくんと共演した藤子キャラはパーマンだけかと思いきや、『忍者怪獣ジッポウVSミラクル卵』オープニング、ハットリくん達がバスに乗っているカットでは、怪物くんらしき人物との共演も果たしていました。



■『エスパー魔美b0134245_9375317.jpgb0134245_9381434.jpg
第22話『ウソ×ウソ=パニック』('87年9月8日放送)より、魔美が歩いているところにのび&しず&ジャイ&スネが登場(ただし声の出演はスネ夫のみ)。ドラが空を飛んでいたりもしました。



■『ドラえもんb0134245_81488.jpgb0134245_82663.jpg
画像は'89年3月3日放送『なんでも空港』より。
学校の裏山に「なんでも空港」を設置したジャイアン&スネ夫ですが、目の前に続々と藤子キャラが降りてきます。原作ではパーマン魔美+ウメ星デンカに加えてQちゃん&怪物くんが出てきましたが、アニメでは代わりに魔美パーマンが登場していました。
スネ夫の「へぇ~!日本の空には変なのが随分飛んでるんだね、ジャイアン」という台詞が素晴らしすぎます(笑)



■『ドラえもん
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'93年12月31日放送の大晦日特番『大晦日だよ!ドラえもん』で放送されたブリッジアニメより、ドラ&のび&ドラミとウメ星デンカの競演です。
デンカは翌年公開の劇場版『ウメ星デンカ 宇宙の果てからパンパロパン!』の宣伝のための登場でした。



■『ドラえもんb0134245_7583536.jpgb0134245_7584553.jpg
'98年10月11日放送『秋だ一番!ドラえもん TV&映画20周年!!スーパースペシャル!』のブリッジアニメでは、アニメドラ20周年を記念して藤子Fキャラ達が集まりました。
藤本先生や小池さんまでいる姿が微笑ましいです。

番組内で魔美とパーマン1号には台詞がありました(番組内で「よこざわけいこ」さんはドラミ役と魔美役のダブルキャスト)。
自分が『魔美』の存在を初めて知ったのはこの時でした。



その他の共演↓

■'93年9月8日に『水曜特バン!』枠で放送された特番『ドラえもん ボクの感謝の90分! 夢の四次元バラエティー』は、アニメドラ放送15周年を記念したものでした。
ブリッジアニメでは、ドラが様々な藤子Fキャラに祝福される…というものだったそうです。

■'03年/'04年に『パーマン』が映画化されていますが、その頃の『ドラえもん』のテレビスペシャルにパーマンが何度か登場、競演を果たしています。

■「競演」とは少し違いますが、『ドラえもん』'82年11月5日放送の『ニンニン修業セット』では、原作通りに『忍者ハットリくん』のコミックが登場。b0134245_17581228.jpgb0134245_17582416.jpgb0134245_17583193.jpg
作中では「あ~っ!『忍者ハットリくん』じゃないか~っ!
ハットリくんみたいに忍術が使えたら、すっごく楽しいだろうな~
…というのび太の台詞もあり、本を読んでいる時のBGMには『ハットリくん』のものが使用されています。
ドラやのび太が読んでいる漫画がさりげなく『オバQ』や『エスパー魔美』だったりすることはありますが、他作品がここまで堂々と登場するのも珍しいのではないでしょうか…?

■'72年公開のアニメ映画『パンダコパンダ』では、群衆のシーンにQちゃんが登場します。b0134245_19343619.jpgb0134245_19372844.jpg
これも「Aプロのお遊び」の1つですが、群衆の中には『ルパン三世』のルパン&次元、『ど根性ガエル』のヒロシ&京子ちゃんも登場しています。これも広い意味での「共演」と言えるのではないでしょうか…?



後日加筆予定…。
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by fujiko-kei | 2009-12-24 21:36 | 雑記