藤子不二雄作品を中心とした、レトロ漫画・アニメに関しての調査・研究・ツッコミがメインです。


by fujiko-kei
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てんコミ「作者紹介」のバリエーション

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てんとう虫コミックスの巻末、奥付の上に書かれている作者紹介がありますが、藤子モノの単行本では、これが現在までに何度か微妙に変化していますのでご紹介します。
※改行や空白は原本通りに表記しています。

初代 (使用時期:1974年~1988年)
藤子 不二雄
藤本  弘 昭和8年12月1日、富山県に生
まれる。
安孫子素雄 昭和9年3月10日、富山県に生
まれる。
 昭和27年「天使の玉ちゃん」(毎日小学生
新聞)でデビュー。
 代表作「オバケのQ太郎」「シルバー・ク
ロス」「パーマン」「ビッグ1」「ドラえも
ん」「プロゴルファー猿」他。
てんコミ刊行当初から、二人のコンビ解消までの約15年間使われていた作者紹介です。
「藤子」と「不二雄」の文字の間が空いているのが特徴。


2代目 (使用時期:1988年~1989年)
藤子不二雄F
藤本  弘 昭和8年12月1日、富山県に生
まれる。
 昭和27年「天使の玉ちゃん」(毎日小学生
新聞)でデビュー。
 代表作「オバケのQ太郎」「パーマン」
「ドラえもん」「キテレツ大百科」他。
コンビ解消後のF先生の紹介文。二人の独立に伴って代表作から安孫子作品が消され、代わりに『キテレツ大百科』が追加されました。
作者名が「藤子不二雄F」※のものは、約1年間しか使われなかったレアバージョン。
※実際は「○」の中に「F」

A先生のものもあるはずですが、「藤子不二雄A」名義のてんコミは所有していませんので不明。以降すべてF先生の紹介文です。


3代目/4代目/5代目 (使用時期:1989年~2006年or2007年頃)
藤子・F・不二雄
藤本 弘 昭和8年12月1日、富山県に生
まれる。
 昭和27年、「天使の玉ちゃん」(毎日小学生
新聞連載)でデビュー。
 代表作「オバケのQ太郎」「パーマン」「ド
ラえもん」「キテレツ大百科」他。
藤子・F・不二雄
藤本 弘 昭和8年12月1日、富山県に生ま
れる。
 昭和27年「天使の玉ちゃん」(毎日小学生
新聞連載)でデビュー。
 代表作「オバケのQ太郎」「パーマン」「ド
ラえもん」「キテレツ大百科」他。
平成8年9月、没。
藤子・F・不二雄
藤本 弘 昭和8年12月1日、富山県に生
まれる。
 昭和26年、「天使の玉ちゃん」(毎日小学生
新聞連載)でデビュー。
 代表作「オバケのQ太郎」「パーマン」「ド
ラえもん」「キテレツ大百科」ほか。
改行位置や読点に微妙な違いがあります。「藤本」と「弘」の間には空白が今まで二文字分ありましたが、3代目以降は一文字分に。
藤本先生の死後は一時期「平成8年9月、没。」と表記されていましたが、いつのまにか消されていました。
4代目までは二十数年に渡って『天使の玉ちゃん』でのデビュー年が「昭和27年」と誤記されていましたが(知らんかった…)、5代目より「昭和26年」に修正されています。あとは「他」→「ほか」の違いくらいでしょうか。


最新版 (使用時期:2006年or2007年頃~現在)
藤子・F・不二雄
本名、藤本弘。1933(昭和8)年12月1日、富山県
高岡市生まれ。
1951(昭和26)年、「天使の玉ちゃん」でデビュー。
数多くの傑作を発表し、児童まんがの新時代を築
き、第一人者に。
代表作「ドラえもん」「オバケのQ太郎(共著)」
「パーマン」「キテレツ大百科」「エスパー魔美」
「SF異色短編集」など多数。
最近では、文章が大きく書き直されました。
また、『オバQ』が「共著」と表記されるようになり、オバQが「合作」であることが改めて確認されました。代表作には『エスパー魔美』と『SF異色短編集』が追加。

以上、微妙なバリエーションの世界でした。
明日は舞台版ドラ見に行ってきます。。
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by fujiko-kei | 2008-08-15 21:13 | バリエーションの世界