藤子不二雄作品を中心とした、レトロ漫画・アニメに関しての調査・研究・ツッコミがメインです。


by fujiko-kei
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舞台版『のび太とアニマル惑星』 神戸公演レポート

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地元の神戸国際会館・こくさいホールにて上演された、舞台版『ドラえもん のび太とアニマル惑星』神戸公演を見てきました。9月の東京公演より一足先に、感想等を書かせていただきます。

感想はというと、単純に、すごく楽しかったです
今年の劇場版『緑の巨人伝』イマイチだったので、この面白さは嬉しかった…。

注:掲載している写真は、すべて撮影禁止場所(客席)の外で撮影したものです。
上演の妨げ、著作権の問題等ありますので、客席での写真撮影は禁止されています。


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13:30の開場の15分くらい前には会場に行きましたが、早くも長蛇の列ができていました。
子連れ:一般客の割合は3:1くらいでしょうか。あとは、やけに制服姿の女子高生(地元高校です)が並んでました。

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入場後は、売店等でのドラ関係のグッズ販売等は殆どなく、
■パンフレット(800円)
■原作『アニマル惑星』単行本(410円)
■映画『アニマル惑星』DVD(3990円)
のみの販売。あとは、脚本・鴻上尚史さんの著書などなど。
子供達は原作本を買って読んでいる姿が結構見受けられました。

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東京公演も終わっていないのに、早速DVDの購入申込書が配られています。気の早い…。
DVDは今後の東京公演を収録し、11月28日に発売予定。スタンダード版が3990円、スペシャル版(特典映像付)が4830円だそうです。
パンフレットは映画版より小さいB5サイズで26頁。

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舞台ですが、写真にも写っているようにドラの顔の作りになっており、中々いい具合です(上演時には収納)。ドラニュース2112動画版で配信されている、沖縄公演の映像をご覧いただければお分かりになるかと思います。
客の入り具合ですが、客席(1階席)はほぼ満席に近かったです。2階席(入りきらなかった当日客を入れた?)もそこそこ座っていました。
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あと帰ってきてビックリしたのが、神戸国際会館のオフィシャルページのホール概要を見てみると、偶然にもホールの収容人数がちょうど「2112人」でした。これは何かの縁…!?


◆本編に関して◆
以下、本編について解説します。
ネタバレ対策のため白文字にしていますので、今後舞台版をご覧になる予定の方は読まずに飛ばして進んでください。

まず、ストーリー自体は原作にほぼ忠実に進んでいます。
プロローグは、もやの中をさまようのび太のシーン。
その後オープニングは、ドラたち5人とアニマル惑星の住人たちによる『夢をかなえてドラえもん』の歌唱とダンス。映像を投影することによって、背景などにはアニメやCGも使用されています。

本編が始まると、ドラの着ぐるみが動きにくいにらしく、ペンギンのようにヨチヨチ歩きをするため、はじめ客席からは笑いが漏れていました。これは関西人だけの気質!?

アニマル惑星で嵐の中、タケコプターで飛行するシーンはワイヤーアクション
飛行シーンではドラの着ぐるみは飛行できないため、ドラの手だけが出ていたり、代わりに小さい人形を飛んでるように見せたりしていました(このあたり、文章にしにくいですので勘弁下さい)。簡単に言えば、昔の特撮ヒーローの、人形を使った飛行シーンのような感じです。

坂本真さん演じる実写のび太は、なんだかんだで中々合ってます。某番組で中国の実写版ドラが放送されたことがありましたが、その人たちに見せてあげたいくらいです…。
声は『ALWAYS三丁目の夕日』の小説家・茶川竜之介(吉岡秀隆)さんのような感じでした。
ジャイアン役は、『ごくせん』のクマ(熊井輝夫)こと脇知弘さん。始まるまで全く気付かなかったので驚きました…。
一番役が合っていたのは岡田基哉さん(?)演ずる、チッポのお父さん。迷子の子ネコの親を捜すシーンもちゃんとありました。

アニマル惑星で大ごもりが終わり、新年を祝うシーンでは『ハッピーディズ・ハッピー』という曲が流れ、どこか劇場版の主題歌『天までとどけ』(の、コーラス部分)の雰囲気もある、元気いっぱいの曲でした。このシーンを含めて各所で使用。
この舞台版での作詞・音楽プロデュースは森雪之丞さん。アニメ『キテレツ大百科』の名曲『お嫁さんになってあげないゾ』、『ボディーだけレディー』、『お料理行進曲』等の作詞もされていた方です。

あと驚いたのは、ジェットモグラを人が演じていたところ。表現方法はズバリ「側転とバク転」でした。

子供たちが一番ウケていたのは、ゴリラ船長が息子・ゴリ郎とジャイアンとを間違え、ゴリ郎が「オラ、ここにいるよ(正確な台詞覚えてません…)」とひょっこり現れるシーンでした。

禁断の森でジャイアンがゴネ、座り込むシーン。ここでのび太たち曰く
15分休憩すればジャイアンの気も変わるだろ。
ということで休憩に入ります。この斬新な休憩の入り方には笑ってしまいました。
当然ですが、映画版『アニマル惑星』を語る上では欠かせない、例の『謎の声』はありません…。


後半、ニムゲの襲撃に遭うアニマル惑星と、「ツキの月」を食べて見事に「星の船」を掘り当て、ニムゲの住む星に向かうのび太。ニムゲに変装したことがばれ、一人一人順番にマスクを脱いでいくシーンは緊迫感があって良かったです。

物語のハイライト、ニムゲとアニマル惑星住人の戦闘シーンは迫力ものでした。
音声や光の効果ありますが、ミュージカルが合わさると、やっぱり迫力が違います。
ここで「空気砲」が出てくるのですが、これがホンモノ。米村でんじろう先生がよく番組で使っている、あの段ボールのヤツの巨大Ver.でした。サイズは2m×2mくらいで、客席に向かって撃たれる、まるで「うきわパイプ」(てんコミ45巻)のようなリング状のドライアイスの煙が大迫力

エピローグは、のび太たちが地球の環境問題について関して振り返るシーン。
やや説教臭い内容でもありましたがgood。
最後まで、ちゃあんとゴリラ船長の登場シーンもありました。

その後、エンディングとして全員で『ハッピーディズ・ハッピー』の歌唱をして終了。


最後に、一番気になったこと。
自分が座っていた席は結構見やすいところだったのですが、その1列後ろ、かなりの特等席が連続で6、7人分くらい空いてたんですね。一体なぜ…。


◆劇場で使えるミニ情報◆
■パンフレットは上演前に客席でも売ってくれるので、先に買わない方が吉。客席では、役者さんたちが出てきて売ってくれたりするので楽しいです。
■開演の5分くらい前には、役者さん達による歌『夢をかなえてドラえもん』や舞台版ソング『ハッピーディズ・ハッピー』の披露がありますので席についておきましょう。
■激しい大きな音が出るシーンがありますので、スピーカー真横の席の人は結構ひどい目にあいます(あいました)。
■期待されている方には残念な報告ですが、静香のパンチラ等は一切ありません
■前列や通路側の席の人はエンディングで握手してもらえることがあります。

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チラシは、舞台終了後に出口にて配られていたのでGET。
神戸公演のものにはしっかりと『神戸国際会館こくさいホール』と表記されていましたので、会場によって微妙に違うものになっていると思います。
しかし今日は面白かった~。

では次回。
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by fujiko-kei | 2008-08-16 22:14 | 雑記