藤子不二雄作品を中心とした、レトロ漫画・アニメに関しての調査・研究・ツッコミがメインです。


by fujiko-kei
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<   2008年 06月 ( 9 )   > この月の画像一覧

以前から気になっていたのですが、昔の映画を見ていてよく見かけるのがこの人。
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赤塚不二夫さん。
70年代の映画のクレジットによく出ていて、役割はだいたい「音響」か「効果」をされています。

「赤塚不二夫」といえばやっぱり…。
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漫画家・赤塚不二夫先生
藤子先生と同様、トキワ荘メンバーであり、言わずと知れた『おそ松くん』、『天才バカボン』、『ひみつのアッコちゃん』等の原作者。

しかし、「漫画家の赤塚不二夫さん」と「映画のクレジットによく出てくる赤塚不二夫さん」は同姓同名の全くの別人だそうです。
この「映画の赤塚不二夫さん」ですが、ネット上を調べてみても殆ど情報が出ないので、詳しいことはよく分かりません。分かっている情報では1970~80年代に主に映画で活躍されていたそうで、プロデューサー、音響監督、効果担当などの仕事をされていたようです。
しかもWikipediaによると、なんと「漫画家の赤塚不二夫さん」とも親交があったとか。
これは驚き…。

「映画の赤塚不二夫さん」が関わった作品は、確認できただけで
■『高校生無頼控』('72年東宝/企画担当)
■『ルパン三世 念力珍作戦』('74年東宝/企画担当)
■『宇宙怪獣ガメラ』('80年大映/効果担当)
■『21エモン 宇宙へいらっしゃい!』('81年東宝/効果担当)
の4本がありました。他にもあると思われますので、見つけられた方は情報提供お願いします。

ちなみに「漫画家の赤塚不二夫先生」は、昔『日活ロマンポルノ』の看板絵などを描かれていたことがあったそうです。
また、赤塚不二夫先生が直接関わっていた映画もあったりしまして…。'79年公開の山本晋也監督作品『下落合焼とりムービー』という映画で、先生は企画、原案、制作、脚本を担当。自ら出演もされていたそうです。赤塚先生は他にも『赤塚不二夫のギャグポルノ・気分を出してもう一度』('79年公開)でも原案を担当、出演もされています。


話はズレますが、これの逆の例としては、『塩屋翼さん』の例があります。
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『海のトリトン』の主人公・トリトン役、『科学忍者隊ガッチャマン』つばくろの甚平役などで有名な声優・塩屋翼さん(旧芸名:)ですが、2006年のアニメ『N・H・Kにようこそ!』のクレジットにも音響監督として同じ名前が出てきていました。
これも同姓同名と思いましたが同一人物で、現在、塩屋さんは声優兼、音響のお仕事もされているそうです。b0134245_21201258.jpg
(映像ソース:Veoh)

更に漫画家関係では、石ノ森章太郎先生が'74年の映画『フィンガー5の大冒険』の監督をされていたりもします。

では次回。


…なぜか試験前になると読みたくなるドラ作品『きらいなテストにガ~ンバ』(『ぼく、ドラえもん』別冊付録4巻、『ドラえもん+』1巻収録)。
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まるっきりのび太と同じ行動パターンの自分って…。
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by fujiko-kei | 2008-06-29 19:28 | 藤子系-小ネタ
計画していたセル&レンタル版ビデオテープの、DVDへのダビングがすべて終了。ただケースに入れてるのも寂しいので、折角なのでジャケットを制作してみました。
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ビデオのダビングは基本的にVHS1本に付きDVD1枚へ。劇場版21エモンと平成パーマンだけは2本を1枚に纏めました。
劇場版作品は単に予告と本編に分割するだけなので楽ですが、『TV版ドラえもん』、『ファミリービデオ全集パーマン』などのアンソロジーものは厄介で、トラッキング合わせ(レンタル落ちテープは映像がかなり乱れる)→エピソードごとにダビング(話が終わるとすぐに次の話が始まってしまい、分割しづらい)→各エピソードに分割→タイトル付け→サムネイル設定という作業には死にそうになりました。

あとコピーガード入りのテープもあるので、それはコイツ、3DWPro君に頑張ってもらいました。b0134245_195466.jpg
借りてきたDVDにも使える頼れるヤツ。これは内緒。
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ジャケットはVHSのを縮小して貼り付けただけですが、自分としては満足。
元のビデオは、ジャケットのみ残してすべて処分する予定です。『T・Pぼん』と『SF短編シアター』だけは残しておこうかなぁ…。

では次回。

…全然テスト勉強集中できてないです…w
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by fujiko-kei | 2008-06-28 19:51 | 雑記

ドラドラベッカンコ!?

今日のドラえもんSP『眠る海の王国』を見てたのですが、
藤子ファンとして注目すべきはやっぱりこの人、ゲストキャラのジキム

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あれ!?
分かる人は分かると思いますが、これってやっぱり…

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似てますね…。

前に出てきたガチャ子(っぽいキャラクター)や『恐竜2006』・『新魔界』の魔美みたいに、やっぱり意識してるんですかねぇ?
これからも、地味でいいんでこんなファンサービスを増やしてほしいところです。
あと今回ジキムの声は8才の少年が担当してるそうです…若い。



話は変わりますが、ここ最近のドラって、オリジナルストーリーでも良作が増えてきた気がします。今日のスペシャルといい、この間の『しずかちゃんへのプレゼントはのび太』もかなり良くできていたと思いますし…。
まあ『ドラえもんvs.ドラキュラ』は本当に酷かったですが…。

あと最近のドラの特徴としては、Bパートで前編を放送し、翌週のAパートで前回の続きを放送…という形態が見られるようになりました。これは斬新。


期末試験が近付いていますので、しばらく更新を休ませていただきます…。
では次回。
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by fujiko-kei | 2008-06-27 20:25 | 雑記

ものすごく微妙な違い

『ドラえもん』から、他では誰も見つけないような細かい書き換え・修正を紹介してみます。

■トーンの貼り忘れ→修正
雑誌掲載時に縦線だけで表現されている(場合が多い)ドラの体の色ですが、その後単行本化される際に、ドラの体の色の表現として縦線の上にスクリーントーン(or薄墨?)が貼られています。
よってこれが現在一番オーソドックスな形となっています。

てんコミ1巻『かげがり』では、ひとコマだけトーンが貼り忘れられていましたが、現在は修正されています。
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これの極みといえるのは、1巻『走れ!ウマタケ』のひとコマ。
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ドラの頭にはちゃんとトーンが貼られているのに、体には貼られていないため、なんか異様な姿になっています。なぜ担当者は気付かなかったのか謎です(現在は修正)。


■描き文字の修正
1巻『未来の国から はるばると』から、ヘリトンボ(当時)で飛び出すシーン。『ワッ』の描き文字に、現在ではトーンが追加されています。
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こういった違いは他にも存在するかもしれません。


■コマ数表示の消し忘れ→削除
1970年代前半くらいまで、雑誌に掲載された漫画には、コマの隅に『(1)(2)(3)(4)…』といった開始からのコマ数が表示されていました。これは、漫画を読み進め易くするためのもので、漫画がある程度普及した70年代以降は表示されることは少なくなりました。
ふつう単行本でこの表示は消されるのですが、『ドラえもん』では2カ所にこれが残ってしまっていました。
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コマ数表示が残っているのは1巻『ランプのけむりおばけ』と『走れ!ウマタケ』の2作品で各1コマ。『(56)』・『(21)』の表示がありました。現在は削除されています。
追記:12巻でも確認。この他にも消し忘れはあると思います。

作品へのコマ数表示は、最近では単行本『ぴっかぴかコミックス』で復活しました。


■ザンネンとチャランポラン
3巻『あやうし!ライオン仮面』で、フニャコフニャ夫先生の原稿を取りに来た雑誌の編集者たち。編集者たちの所属雑誌は、右から『少年マガジン』、『少年サンデー』、『少年チャンピオン』、『少年ジャンプ』といった実在の雑誌をパロったものとなっています。
ここで、2番目と3番目の人の雑誌が『少年ザンネン』と『少年チャランポラン』だったのが、最近の版では『少年ヨンデー』と『少年チャンポン』に変更されています。
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この変更ですが、少なくとも『少年ザンネン』→『少年ヨンデー』の変更は、『少年ザンネン』の編集者が二人になってしまうためかと思われます(『ライオン仮面』を催促している編集者も『少年ザンネン』所属のため)。
『少年チャランポラン』→『少年チャンポン』の変更理由は不明。


■『?』の削除
同じく『あやうし!ライオン仮面』の最後のコマの2カ所の吹き出しには、以前は「」「」という描き文字が描かれていましたが、後の版では空白になっています。さらに現在では、この「?」「?」がまた復活しているそうです。
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同様の描き換えは6巻『せん水艦で海に行こう』でも見られます(こちらは消えたまま)。


■ドラの白い鼻
7巻『エスパーぼうし』で、のび太がエスパーぼうしに苦戦しているシーン。なぜかドラの鼻が白になっていましたが、現在は黒に修正されています。
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この変更ですが、少なくとも'97年2月発行の121刷では白のまま、'99年1月発行の130刷では黒になっていますので、比較的最近の修正といえます。


■目が三つ…
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7巻『手足七本 目が三つ』は、90年頃の版から『ねこの手もかりたい』にタイトルが変更されました。
その際、トビラ絵に描かれていたのび太に描かれていた目玉3つがなぜか削除されました。変更後ののび太の絵は、元の絵から単に目玉を取っ払ったというわけではなく、絵がトレスで描き直されているようです(微妙に絵のタッチが違う)。


■自薦集・静香と静香ママの顔
1981年に発行された藤子不二雄自薦集と、その再編集版で1998年に発行された藤子・F・不二雄自選集に収録された一部の作品では、この本のために一部のコマが描き加えられている、ということは有名かと思われます。
これらの殆どは、元の作品の間に新しいコマが挿入される『描き加え』の形なのですが、『のろのろ、じたばた』(てんコミ5巻収録)では、『描き加え』ではなく『描き換え』が行われていました。
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変更されたのは、ドラが源家に飛び込んだあと、静香が「どな……。」というコマ以降、計7コマ。この間の静香の顔がすべて描き換えられており、顔が違っていた静香のママの顔もそれに合わせて修正されました。ドラ・のびに変更は無し。
描き換えバージョンは基本的に自薦集でしか見ることができません。


ざっと、色々気付いたことを書いてみました。
ネタが溜まり次第、第二弾も予定しておりますのでご期待ください。
では次回。
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by fujiko-kei | 2008-06-22 19:51 | バリエーションの世界
ある日、古書店で藤子不二雄コーナーを物色していた自分ですが、並んでいた「大長編ドラえもん」の中で、なぜか1冊だけ違和感を感じるものが…。
なぜか中国版『のび太の南海大冒険』のコミックが混じっていたのでした。

お詫び:inudaisho さんからご指摘いただきましたが、この本は『台湾版』だったようです…。

物珍しさと、国内版と比較してみるのも面白そうだったので、試しに買ってみました。
左:国内版。右:中国台湾版。b0134245_202049.jpgb0134245_20201553.jpg
中国台湾版のタイトルは『大雄的南海大冒險』
『青文出版社』というところから出版されている正規版です。

表紙において主な違いは…まず、背中上の『コロドラゴンマーク』が中国台湾版は独自ものとなっていて、あとは『Vol.18』の文字もフォントが異なるものになっています。
また、目立った部分では、表紙イラストの色調が微妙に異なっています。


b0134245_20342631.jpgb0134245_20343471.jpg国内での単行本のカバーを外した表紙は、すべて赤に統一されていますが、中国台湾版では薄青になっていました。
中国台湾版ドラのすべての単行本が青なのかは不明。


次に、各キャラクターの中国台湾名はこれらの通り。
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ドラえもん…『哆啦A夢
のび太…『大雄
静香…『靜香
ジャイアン…『胖虎
スネ夫…『小夫

静香はそのまま、『哆啦A夢』、『胖虎』、『小夫』も何となく分かりますが、のび太の『大雄』だけはイマイチしっくりきません…。
なんとなく『小雄』のような気が。


中国台湾で他に刊行されている本はというと…。
巻末・カバー折り返しの広告を見ると、2004年時点で大長編は少なくとも18巻まで、他には映画のフィルムコミックスや、学習まんがシリーズまで発行されているみたいです。

また、気になる中国版単行本の価格は85人民元
1人民元が約15円なので…、約1275円。た、高い…。
さらにオールカラーのフィルムコミックは『特価100元』なので…1500円!?
この場合上下巻がありますので、揃えると3000円…。ひょぇぇ!


↑まるっきりウソ書いていましたので訂正です。単行本の価格は85台湾元(台湾ドル)。台湾元は3.5円程度なので、約297.5円。そこそこのお値段でした…。
フィルムコミックの方は350円程度です。


最後になりますが、中国では、このような正規版の単行本が流通する前に、いくつかの出版社から海賊版の単行本が出版されていました(今もされている?)。
『机器猫』、『機器猫』等のタイトルのものが恐らくこれなのですが、一部海賊版のものでは、ドラのヒゲやスネ夫の髪型が微妙に変えられていたり、挙げ句の果てには何者かによって勝手に新作が描かれて出版されているということもあったようです。

小さい頃、中華街で読んだ中国版ドラの単行本に、当時見たこともない作品(当時既に、てんコミ全巻+F.F.ランド数冊持っていた)が収録されていてビックリしたことがあったのですが、今思えばこれだったのかもしれません。
一度読んでみたいものです…。


では次回。
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by fujiko-kei | 2008-06-17 20:28 | 藤子系-小ネタ
ここ5、6年で急激に市民権を得た、いわゆるコンビニ本。本自体が300円程度と安価でカバーもありませんし、古書店では100円・50円均一の棚に並んでいるもの見かけるため、雑誌程度に軽く見てしまいがちです…。
が、そんな中にもファンにとっては「お宝」が存在している場合もあったりするのです…。

今回は未収録作品を出来るだけ安く読むため、藤子作品での未収録・お宝作品が入っているコンビニ本を並べてみましたので、古書店を訪れる際にはお役立てください。

まあこのブログを見るような人は、既に揃えられておられるのかもしれませんが…。


My First BIG
『ドラえもん 思いっきり大爆笑!!編』(第1巻)
■『ドラえもん誕生』を読みたい人向けb0134245_12154745.jpg
『ドラえもん誕生』は1978年に『コロコロコミックデラックス ドラえもん・藤子不二雄の世界』のために描き下ろされた短編で、藤本先生自身が、何もない新連載の宣伝から『ドラえもん』を思いつくまでのエピソードを描いた作品です。
しかし『ドラえもん』の部類にも『SF短編』の部類にも入らない微妙な位置の作品であるため、なかなか単行本になる機会がありませんでした。
コンビニ版『ドラえもん』刊行記念に、この本に特別収録されています。

最近では雑誌『ぼく、ドラえもん』の付録第25巻に収録されましたので、この本のありがたみも少し薄れてしまいました。


My First BIG
『パーマン パーマン永遠なれ!!』(第3巻)
■『パーマン』をてんとう虫コミックス・コロコロ文庫でお持ちの方向けb0134245_11472639.jpg
小学館発行のコミックスでは黙殺されている『パーマン5号』登場エピソードですが、映画『Pa-Pa-Pa ザ★ムービー パーマン』公開記念に発売されたこの本には、特別企画としててんとう虫版・コロコロ文庫未収録作品『パーマン5号誕生』が収録されています。
これにより、少しは人々に『パーマン5号』の存在が認知されるようになりました。


My First BIG
『藤子・F・不二雄短編集 エイリアン編』(第2巻)
『藤子・F・不二雄短編集 スーパーパワー編』(第5巻)
『藤子・F・不二雄短編集 宇宙人って何?編』(第7巻)
『藤子・F・不二雄短編集 ある日、悪夢が…編』(第8巻)
『藤子・F・不二雄短編集 ちょっとそこまで大冒険へ!?』(第12巻)
『藤子・F・不二雄短編集 夢は実現した!?』(第13巻)
■『愛蔵版SF短編集』全3巻をお持ちの方向け

1987年から刊行された『愛蔵版SF全短篇』は『全短篇』を謳いつつも、収録漏れの作品が数作存在しています(ただし『異人アンドロ氏』のみ愛蔵版刊行後に発表)。
コンビニ本『藤子・F・不二雄短編集』は、2000年刊行『藤子・F・不二雄SF短編PERFECT版』(こちらは、いわゆる『SF短編』を完全収録)をベースにしているため、愛蔵版未収録作品をいくつか読むことができます。

愛蔵版未収録作品は、第2巻に『異人アンドロ氏』、5巻には『カイケツ小池さん』、7巻には『ボクラ共和国』8巻には『アチタが見える』、12巻には『ぼくのオキちゃん』と『ベソとこたつと宇宙船』、13巻には『スーパーさん』が収録されています。


ChukoコミックLite
『ブラックユーモア短編集 ぶきみな5週間』(第1巻)
■『愛蔵版ブラックユーモア短編集』第2巻の初版をお持ちの方向け
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ご存じの方も多いかと思われますが、『愛蔵版ブラックユーモア短編集 ぶきみな5週間』の初版に収録されていたエピソード『ぶきみな5週間 第1週 毛の生えた楽器』は、差別問題のため再版から別の短編『禁じられた遊び』の短縮版(※後述)に差し替えが行われました。
この本では初版に収録されていない『禁じられた遊び』を読むことができます。

※『禁じられた遊び』短縮版について
『禁じられた遊び』は元々『ぶきみな五週間』シリーズとは全く関係のないエピソードなのですが、エピソード差し替えの際に頁数を合わせるため(『ぶきみな5週間』シリーズは各10頁)、エピソードの一部をカットして無理矢理収録されました(『禁じられた遊び』を読んで妙に話のテンポが変に感じるのはこのため)。
ちなみに元のバージョンは1977年奇想天外社発行『ヒゲ男』で読むことができるそうです。読むことができました。


ChukoコミックLite
『ブラックユーモア短編集 番外社員』(第4巻)
■『愛蔵版ブラックユーモア短編集』を1・2巻のみお持ちの方向け
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『愛蔵版ブラックユーモア短編集』は1988年に刊行が開始されましたが、第3巻『戯れ男』だけは1994年に、他の2冊より大幅に遅れて発行されたため、3巻をお持ちでない方も多いかと思われます(ウチがそうです)。
第3巻にはシリーズもの『戯れ男』、『戯れ師』、『番外社員』が収録されていましたが、その中で『番外社員』シリーズだけは、この本で読むことができます。


マンサンQコミックス
『帰ッテキタせぇるすまん』(第1巻)、もしくは『帰ッテキタせぇるすまんSpecial』
■何らかの形で1969年版『笑ゥせぇるすまん』(『黒ィせぇるすまん』)をお持ちの方向け
(愛蔵版・コミックスーリ・中公文庫など)
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1969年から『漫画サンデー』に連載された『笑ゥせぇるすまん』の第1シリーズ、『黒ィせぇるすまん』(現在の単行本ではリメイク版『笑ゥせぇるすまん』と統合)には、発行されているどの単行本にも未収録となっている作品が3作存在しています(恐らく原稿紛失のため)。
その3作は、『怪物貸します』、『贋作屋』、『日本外国旅行』という作品で、1999年発行 『帰ッテキタせぇるすまん』に特別収録され(この本は高価)、それをベースにしたコンビニ本にも収録されました。
コンビニ本は、初めに出た『帰ッテキタせぇるすまん』(無印、『世界一周編』の全2巻)と『帰ッテキタせぇるすまんSpecial』(2冊を合本したもの)の2種類が存在しています。


アイランド・コミックスPrimo
『T・Pぼん』第3巻・第5巻
■『T・Pぼん』を藤子不二雄ランド・愛蔵版・中公文庫でお持ちの方向け
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『完全版』というイメージのある、F.F.ランドをはじめとする中央公論社発行の単行本ですが、『T・Pぼん』の場合は「F.F.ランド以外のコミックの方が収録作品が多い」という事象が生じています。
詳しく言うと、「潮出版社発行の『希望コミックス』版の方がF.F.ランドより収録作品が多い」ということです。
コンビニ本で出版された『T・Pぼん』では、この希望コミックス版をベースとしていますので、中公版の未収録作品がいくつか収録されています。
未収録作品は第3巻に『浦島太郎即日帰郷』、5巻に『トロイが滅びた日』、『死神の大軍』、『鉄の町の秘密』、『誰が箱船を造ったか』、『十字軍の少年騎士』の計6話となっています。

また『T・Pぼん』には、これ以外にも「どの単行本にも未収録の作品」が5話ありますが、こちらは掲載紙を読まない限り、手の出しようがありません。


ざっと未収録作品が入っている単行本を並べてみましたが、古書店でもコンビ二本は大量に置かれているため、見つけられるかどうかは「運」次第です。
では次回。
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by fujiko-kei | 2008-06-15 09:52 | お役立ち
地元の図書館の蔵書に中公愛蔵版の『まんが道』があったので借りてきました。

中公愛蔵版というのは80年代末に中央公論社から出版されたマンガ単行本で、紙質こそ悪いものの、その1000頁近い(以上)のボリュームと、読む手軽さ売りだった、現在の「辞書みたいに分厚いマンガ単行本」のハシリともいえるシリーズです。
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少し読んで思ったのですが、第1巻はいきなり第2シリーズ『青雲編』の第1部『立志編』から始まり、満賀道雄と才野茂の出会いがない…。前にF.F.Aランドを立ち読みしたときにはあったはずなのに…。

愛蔵版第1巻には、少年チャンピオンに連載された第1シリーズ『あすなろ編』が収録されていなかったのでした。
で、『あすなろ編』は何処にいったのかというと…4巻に入ってるみたいですね。

さあ、返却日までに読み切らねば…。
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折角なので、藤子作品の』愛蔵版コミックのリストを載せておきます。全8タイトル・19冊。
■『愛蔵版 まんが道』全4巻
■『愛蔵版 藤子不二雄 SF全短篇』全3巻
■『中公愛蔵版 藤子不二雄 ブラックユーモア短篇集』全3巻
■『愛蔵版 藤子・F・不二雄 SFギャグ モジャ公』全1巻
■『愛蔵版 少年時代』全1巻
■『愛蔵版 プロゴルファー猿』全4巻
■『愛蔵版 T・Pぼん』全1巻
■『愛蔵版 怪物くん』全2巻

愛蔵版で出版されたのものの殆ど(『短編集』2タイトルを除く)はF.F.ランド版と同一となっていますが、傑作選になっているもの(『怪物くん』など)もあります。

なお、『藤子不二雄SF全短篇』・『藤子不二雄ブラックユーモア短編集』は、コンビ解消に伴って後年の版では『藤子・F・不二雄SF全短篇』・『藤子不二雄Aブラックユーモア短篇集』にタイトルが変更されました(『ブラック―』第3巻のみ初版から『藤子不二雄A―』表記)。

また、『モジャ公』は愛蔵版出版時に一部シーンが描き換え、『ブラックユーモア短篇集』第2巻は初版と再版で内容が異なっています。


では次回。
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by fujiko-kei | 2008-06-14 17:24 | 雑記
白熱電球「2012年に生産やめて」―経産省 電機メーカーなどに要請

 経済産業省は電機メーカーなどに、エネルギー効率の悪い白熱電球の生産・販売を2012年末までに自主的にやめるよう要請する。業界側も基本的に受け入れる方向だ。 
(中略)
このため、電球メーカーや家電量販店は近く「省エネランプ・フォーラム」を結成し、製造コストの削減や、切り替えの促進策を協議する。電球型蛍光灯で代替できない装飾用や調光用などの白熱電球については例外とする。オーストラリアとフランスなど諸外国でも白熱電球の販売を禁止する動きが出ている。
(2008年4月7日 読売新聞)


なんか最近東芝がCM流していますが、2012年を目処に、国内での白熱電球の製造が終了してしまうそうです。
そのCMを見ていてコレを思い出してしまいました。
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SF短編『懐古の客』より

この世界も、だんだんヨドバ氏の時代に近付いてきたみたいですね。
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by fujiko-kei | 2008-06-08 13:59 | 雑記

お知らせ

多忙のためここ最近更新していませんが、ご了承下さい…。

とりあえず来週末の文化祭が終わるまで、あまり更新は期待しないでください…。
m(_ _)m
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by fujiko-kei | 2008-06-05 18:31 | お知らせ