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藤子不二雄作品を中心とした、レトロ漫画・アニメに関しての調査・研究・ツッコミがメインです。


by fujiko-kei
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久々の更新です。さてさて、、

昔の文学作品等を中心に、「私家本」と呼ばれる本が数多くあるのをご存じかと思います。
これはファンや研究会が、自分たちが楽しむため、自費出版で独自に作品を復刻・再録した、いわゆる同人誌のようなもの。著作権的には微妙かもしれませんが…。

その中には手塚作品等の漫画も比較的多く、その中には少数ですが藤子作品の私家本も存在し、稀にオークション等でその姿を見せています。
今回はあまり一般に出回ることのない、これらの本たちを(ごく一部ですが)ご紹介いたします。



豪華愛蔵版『UTOPIA最後の世界大戦
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藤子先生のデビュー単行本、『UTOPIA最後の世界大戦』。
昭和29年・鶴書房発行の原本は、手塚治虫『新宝島』と「日本一高い漫画単行本」の座を争うくらい貴重なものです。復刻版は'81年に名著刊行会から、また'91年には藤子不二雄ランドから出版されていますが、それとは別に私家本も存在していました。

本は豪華愛蔵版の箱付き、ハードカバーの上製で、限定10部の発行だったそうです。
外箱には名著刊行会版のカバーが、本体には原本出版当時の赤本?のカバーが使われています(原本と比べると表紙が明らかに色調が赤に偏っています)。
また、帯にはキャッチコピー
最高の技術で華麗に再現―末永く 伝えたいこの財産…書斎に、秘蔵の一冊。
とあります。背中部分には、なぜかのび太の顔も。

この本は、Yahoo!オークションにて2万円で落札されました。
余談ですがこの数ヶ月前には、ヤフオクに本物の鶴書房版『最後の世界大戦』が出品されていました。これにもびっくり(また記事にしようと思います)。

■発行時期:'00年~頃(?)
■発行部数:限定10部
画像:Yahoo!オークションより転載



藤子不二雄ランド Vol.302『レインボー戦隊b0134245_2215938.jpg
以前オークションに出品され、掲示板を賑わせたこともあるらしく、藤子ファンには有名な私家本の1冊です。
本の内容は、日本初の戦隊アニメである『レインボー戦隊ロビン』の原作で『少年マガジン』に掲載された『レインボー戦隊』(風田朗/スタジオ・ゼロ原作)全13話を収録したもの。初出誌からの復刻で、掲載時のカラーページも全て再現されていたとのこと。

装丁は「藤子不二雄ランド」を模していて、本家F.F.ランド(第1期)はVOL.301『UTOPIA最後の世界大戦』で完結しましたが、本書は「VOL.302」をの名乗っています。F.F.ランドと同じく「セル画つき」とあり、実際にはに「セル画風のカラー頁」が付いているそうです。

発行部数は限定5部との噂がありますが、数のわりにはヤフオクに出品されていたり、まんだらけの目録に載っていたり、ネット古書店のサイトで2回販売されていたり、はたまた古書店のショーケースで見た、古本市の目録に載っていたなどの情報もあり、実際にはこれ以上の数が発行されたのではないかと思われます。

取引価格ですが、Yahoo!オークションでは8万5000円、ネット古書店では5万円/6万円の取引例があります。まんだらけ目録で、F.F.ランド全巻美本セット(75万円)の中に、「見本版『海の王子』第1巻」とともに、「おまけ」としてひっそりと混じって出品されていたこともありました。

『レインボー戦隊』は大都社から出ていた唯一の単行本が絶版となっていて、スタジオ・ゼロの合作ということで権利関係の問題も微妙でしたが、現在では「石森作品」に分類されているらしく『石ノ森章太郎萬画大全集』から全1巻が出版されています。
ただし『萬画大全集』はセットでの予約販売限定ですので、単品での入手はかなり困難ですが…。

■発行時期:'90年代半ば~'00年頃(?)
■発行部数:限定5部(?)



仙べえ』+SF短編
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合作作品ということで、マイナーな割に『チンタラ神ちゃん』と共に、やたら単行本の価格が高騰している『仙べえ』。この本は、'71年~'72年の『週刊少年サンデー』に掲載された、『仙べえ』全20話を雑誌から復刻した完全版。外箱・帯付きで豪華です。
大都社発行・スターコミックス版収録の16話と、双葉社・パワァコミックス『ドビンソン漂流記』に同時収録されている2話を合わせると、単行本に収録されているのは18話。未収録作は2話ですね。
オマケとして、SF短編『老年期の終り』と『ひとりぼっちの宇宙戦争』の初出版も収録。

付録には『仙べえ』のオリジナルしおり、携帯クリーナー、ティッシュ、さらには「煎餅」等、色々なオマケが付いていたようです。やたら凝ってるなぁ(笑)

■発行時期:ここ数年(?)
■発行部数:不明
画像:まんだらけ より転載



京都漫画研究会 復刻シリーズ(4)『夢トンネルb0134245_21171494.jpg
夢トンネル』は、安孫子先生が『サンケイ新聞』に'83年から1年間連載していた作品です。月曜~土曜の毎回1頁ずつの掲載で全301話。「時間」をテーマにした、A作品には珍しいSFの要素も入った作品です。
本書は京都漫画研究会が、当時の新聞を纏めて「同人誌」として出版したもので、2500円頒布されました。各サイト様によると、この本が届いたのは安孫子先生のお誕生日である3月10日だったそうです。ファンの心理を見事に分かってます。
発行部数も多いので「私家版」と言えるのかは分かりませんが、一応ここに分類しました。

この『夢トンネル』。自分は読んだことがありませんが、ネットでの反応を見る限り、かなり面白い作品のようです。古本市等で何回か見かけるのですが、結構なプレミア価格が付いているので中々手を出すことができません…。
市場価格は3000円~5000円くらいでしょうか。

■発行時期:2003年3月10日
■発行部数:限定1000部
■発行:京都漫画研究会
■頒布価格:2500円

他にも紹介予定だった本は少しあったのですが、発行数の少なさ故の露出の無さ故に、詳細な情報が分かりませんでしたので、今回の紹介はこの4冊だけに留めました。
では次回。
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by fujiko-kei | 2008-08-29 18:24 | 藤子系-小ネタ
ネットで借りて、自宅に届き、ポストに返却♪」のCMで話題のオンラインレンタルDMM_comに入会しました。
地元のTSUTAYAの品揃えが少ないので、品揃えのいいネットレンタルは助かります。
レンタル作品を色々と検索してみましたが、借りてみたい作品はとりあえずこれだけ。

アニメ
・アニメンタリー 決断
・エスパー魔美
・海底少年マリン
・てんとう虫の歌
・海がきこえる
・新SOS大東京探検隊
・ルパン三世 GREEN vs RED
・侍ジャイアンツ
・チャージマン研!
・鉄人28号 白昼の残月

ドラマ
・ザ・ガードマン
・プレイガール
・植木等/無責任シリーズ
・ナイトライダー
・日本沈没('74 ドラマ版)

レンタルの候補だけでも結構多いです(爆)
ウチは月4本レンタルのコースしかですので(それしか親に許してもらえなかった)、『魔美』を全巻借りるだけで5ヶ月…結構大変。
地元のレンタル店が『魔美』を置いてくれればいいんですけど…。

あと、思ったほど(懐かしアニメ・ドラマは)レンタル作品数が多くない…。
昔はVHSソフトがレンタルされていたのに、DVDはセルだけでレンタルがない…という作品が結構多かったです(モノクロ版『鉄腕アトム』等)。
ビデオテープがレンタル出来ないのはこんなときに辛い…。

では次回。
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by fujiko-kei | 2008-08-24 12:47 | 雑記

お知らせ


夏休みも終わりに近付き、そろそろ学校の後期夏期講習、宿題の提出、実力テストが近付いて危ない状況ですので、9月始めまで更新を休ませていただきます…。
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by fujiko-kei | 2008-08-22 12:53 | お知らせ
今回のネタですが、かつて福井県で放送されていた水田版『ドラえもん』が、色んな意味で凄かった、ということでご紹介します。
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『ドラえもん』の福井県での放送局・福井放送(FBC)での放送時間は、クロスネットの関係で毎週月曜日の15時半~16時。三日遅れでの放送となっています。
ご紹介する映像は福井放送での'05年10月31日放送分で、オープニングが『ハグしちゃお』に変更された初回のものです(テレ朝同時ネットでは'05.10.28放送)。

これの凄いところは提供画面でした…。

番組開始時
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提供画面が昔ながらのブルーバックなのは、地方局での放送ではある程度予想できます。
しかし、提供読みのバックで流れているBGMに、なんと大山版ドラの主題歌『ドラえもんのうた』(山野さと子版)の後奏が使われていたのでした。

水田ドラのオープニング『ハグしちゃお』が終わると、いきなり『ドラえもんのうた』。
…凄い。

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この放送回の、全国ネットでの提供画面はこちら。
自分も含め、同時ネットでの放送を視聴されているみなさんにはお馴染みのものかと思います。

テレ朝同時ネットで提供画面に表示されているスポンサーは、以下の7社('05年10月現在)。
■マクドナルド
■小学館
■ロッテ
■日本ケロッグ
■ファミリーレストラン ココス
■エポック社
■トヨタ自動車
しかし、福井放送版ではこのうち「」マークの3社のみとなっていました。


番組終了時b0134245_18232041.jpgb0134245_182450100.jpg
番組終了時の提供画面も、相変わらず『ドラえもんのうた』のBGM。
更に凄いのは、終了を伝えるアイキャッチ。絵が明らかに大山ドラですが、これは'87年秋から2年間使われていた次回予告映像の1コマとなっています。

水田ドラがこんな状態で放送されていたとは驚きでした。テレビ朝日の徹底的に大山版を露出させないようにしている方針に対し、地方局では結構曖昧なところもあるようですね。

しかし、この「福井放送仕様」の水田ドラですが、動画サイトのコメント欄によれば「最近はこんな感じではなくなってしまった」とのことです。
福井在住の方、変更された時期等の情報をお待ちでしたら書き込みをお願いします!

・映像ソース:YouTube
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by fujiko-kei | 2008-08-21 18:26 | 雑記
以前図書館で見つけた、旧『オバケのQ太郎』放送直前の資料が出てきましたのでご紹介します。
資料は宣伝番組『バラエティーショー「オバ誕生」』(オバQ前夜祭)放送の翌日、アニメ第1話の放送6日前の'65年8月23日付・朝日新聞関西版に載っていた、『オバQ』を紹介する記事です。
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ホームドラマ的漫画 朝日テレビ系「オバケのQ太郎」登場

 子ども向け週刊誌と月刊誌に連載されて人気を集めている藤子不二雄原作の漫画「オバケのQ太郎」がテレビ漫画化され二十九日から朝日テレビ系に登場する。放送は毎週日曜日後7・30から三十分で二十六回の予定。
 「オバケのQ太郎」の特徴はホームドラマ的要素をもったギャグ漫画であることで、これが空想科学もの、スーパーマンもの、宇宙もの、忍者ものなどに、やや食傷気の子どもたちにアピールして爆発的ブームを生んだものとみられている。テレビ漫画化にあたっても、アトホームなふんいきを保ち、親が子どもたちに安心して見せられるという点に特に注意が払われたという。東京ムービーが制作を担当、TBS映画部の遠藤隆智部長がプロデューサーとなっている。
 ところでオバケのQ太郎“オバQ”とは――昭和三十九年二月九日にたまごの中から生れた。出身は雲の上のオバケ国でQ太郎の父親が“可愛い子には旅をさせろ”というので人間世界にたまごを置き、これを大原正太という少年が拾ったことから大原家に住みつくことなった。オバQは、いたって性質はおとなしく、人に危害を加えたり、悪質ないたずらをすることはないが、かなりオッチョコチョイなため、しばしば失敗する。大食漢で、また大いびきをかく癖があって隣近所から年中苦情がもちこまれ大原家では弱っている。必要に応じて姿を消すが、目に見えなくても実態はあるので人がつまずいたりする。大変な力持ちで、空を飛ぶこともできるが、きらいなのは犬で、不意に出会ったりすると目をまわしてしまう…という設定。

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町を歩くオバQ(左)と少年・大原正太君

朝日新聞(関西版)昭和40年8月23日・朝刊より
※「朝日テレビ」(朝日放送)は現在テレビ朝日系列の放送局ですが、当時は伝説の「腸捻転ネット」によりTBSの番組をネットしていました。

この記事ですが、驚くべきは旧『オバQ』は当初26回で終了予定だったということ。
「オバQブーム」により最終的に全97回、180話の(当時としては)ロングランとなりましたが、当初はあまり期待されていなかったのでしょうか?
(話数が単純に97回×2話ずつの194話ではないのは、後期は再放送を混ぜたこともあったため)

では次回。
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by fujiko-kei | 2008-08-20 19:20 | 雑記
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今月16日にSOLID RECORDSより発売予定となっていて、予約も開始されていた、モノクロ版『パーマン』のサウンドトラックCDですが、今のところ発売されたという情報はありません。
発売日直前になっても、なんの詳細情報も出ていなかったので、変だとは思っていましたが…。
amazonの在庫情報も「現在お取り扱いできません。」とあります。

でも一番謎なのは、SOLID RECORDSの公式サイトに、今まで一度も『パーマン』の名が出たことがない…ということ。『オバQ』や、既に発売中の『キャッツ・アイ』、『ギャートルズ』のCDの記述はありましたが、『パーマン』発売予告すら公式にはありませんでした。

■amazonの販売・予約ページ
Amazon_co_jp: パーマン 筒井広志 音楽

また、7月発売が9月20日に発売延期となっていた旧『オバQ』のサントラCDも、以前あったamazonのページが削除されていました。amazonが唯一、具体的な発売日を載せていたサイトさしたので、事実上の発売時期未定の発売延期になってしまったようです。

■amazonの販売・予約ページ(現在は削除)
Amazon.co.jp: アニメ・ミュージック・カプセル「オバケのQ太郎」 TVサントラ 音楽
■発売元・SOLID RECORDSの公式販売ページ
筒井広志 アニメ・ミュージック・カプセル「オバケのQ太郎」
(↑リンク先で「オバケのQ太郎」と検索してください。)

旧『オバQ』は以前東芝から出かかったサントラCDが発売中止になったこともあしましたし、現在のモノクロ藤子作品の立場も考えると、ちょっと雲行きが怪しいですね…。
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by fujiko-kei | 2008-08-19 18:51 | 雑記
以前気が付いたネタです。
Wikipediaに『キテレツ大百科の登場人物』という項目があるのですが、これがやたらと詳しいんですね(笑)
登場人物一覧には室町時代の乙姫や、勉三さん実家の座敷童等のマイナーキャラまで書かれていますが、その中でも特に異色なのがこれ。

エプロンの子
第87~108話目に登場したED主題歌オリジナルキャラクター。ダンスホールで楽しくダンスを踊るキテレツとみよちゃん。回り始めるレコードプレーヤーから3画面目に登場する喫茶店のエプロンを付けた女の子。

めちゃくちゃマニアックです。
しかも「EDオリジナルキャラクター」、つまりEDだけの登場とは…。

でも、エプロンの子なんかいたっけなぁ?
と思いまして、『メリーはただのトモダチ』期のEDを確かめてみますと…。

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確かにいました。
…が、「エプロンの子」が登場するのはこのカットのみ。
これ書き込んだ人は、この「エプロンの子」によっぽど思い入れがあったのでしょうか…?

その後やはりイタズラとみなされたのか、Wikipedia上の書き込みはいつのまにか消されてしまい、現在は残っていません。'07年春頃~夏頃のログでは見ることができます。


あともう1つ。
YouTube等の動画共有サイトには『キテレツ』の動画も多数アップされていますが…。
必ずといっていいほど、『うわさのキッス』(歌:TOKIO)の頃のエンディングは、真っ先に消されています。b0134245_22344039.jpg
同じ『キテレツ』でも他の主題歌の動画は残っているのに。
やっぱりジャニーズ事務所は権利に厳しい!?


おまけ:サンテレビ再放送時のアイキャッチb0134245_10254976.jpg

では次回。
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by fujiko-kei | 2008-08-19 10:44 | 藤子系-小ネタ
このサイト様でも特集されていますが、てんとう虫コミックス『ドラえもん』12巻は、やたら怪作揃いの巻となっています。
自分的には7巻と並んで気に入っていますので、取り上げてみようかと思い立ちましたが…。
公開まで時間がかかりそうですので、とりあえず小ネタをお送りします。
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12巻収録『声のかたまり』のトビラ絵が、何か不自然だな~…。と思っていたら…。

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あれ!?

ドラのヒゲがない…。描き忘れ?

数十回と読み返してきましたが、今日初めて気が付きました。
これってF先生は、衝撃を表現するためにワザと書かなかったんでしょうかね!?


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以前紹介したコマ数の消し忘れも『はいどうたづな』、『声のかたまり』の2話で発見。
『はいどう―』の方は2コマ連続で(26)(27)が残っていました。
12巻は古い版しか所有していませんので未確認ですが、最近の版では消されていると思います。

では次回。
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by fujiko-kei | 2008-08-18 19:20 | 藤子系-小ネタ
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地元の神戸国際会館・こくさいホールにて上演された、舞台版『ドラえもん のび太とアニマル惑星』神戸公演を見てきました。9月の東京公演より一足先に、感想等を書かせていただきます。

感想はというと、単純に、すごく楽しかったです
今年の劇場版『緑の巨人伝』イマイチだったので、この面白さは嬉しかった…。

注:掲載している写真は、すべて撮影禁止場所(客席)の外で撮影したものです。
上演の妨げ、著作権の問題等ありますので、客席での写真撮影は禁止されています。


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13:30の開場の15分くらい前には会場に行きましたが、早くも長蛇の列ができていました。
子連れ:一般客の割合は3:1くらいでしょうか。あとは、やけに制服姿の女子高生(地元高校です)が並んでました。

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入場後は、売店等でのドラ関係のグッズ販売等は殆どなく、
■パンフレット(800円)
■原作『アニマル惑星』単行本(410円)
■映画『アニマル惑星』DVD(3990円)
のみの販売。あとは、脚本・鴻上尚史さんの著書などなど。
子供達は原作本を買って読んでいる姿が結構見受けられました。

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東京公演も終わっていないのに、早速DVDの購入申込書が配られています。気の早い…。
DVDは今後の東京公演を収録し、11月28日に発売予定。スタンダード版が3990円、スペシャル版(特典映像付)が4830円だそうです。
パンフレットは映画版より小さいB5サイズで26頁。

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舞台ですが、写真にも写っているようにドラの顔の作りになっており、中々いい具合です(上演時には収納)。ドラニュース2112動画版で配信されている、沖縄公演の映像をご覧いただければお分かりになるかと思います。
客の入り具合ですが、客席(1階席)はほぼ満席に近かったです。2階席(入りきらなかった当日客を入れた?)もそこそこ座っていました。
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あと帰ってきてビックリしたのが、神戸国際会館のオフィシャルページのホール概要を見てみると、偶然にもホールの収容人数がちょうど「2112人」でした。これは何かの縁…!?


◆本編に関して◆
以下、本編について解説します。
ネタバレ対策のため白文字にしていますので、今後舞台版をご覧になる予定の方は読まずに飛ばして進んでください。

まず、ストーリー自体は原作にほぼ忠実に進んでいます。
プロローグは、もやの中をさまようのび太のシーン。
その後オープニングは、ドラたち5人とアニマル惑星の住人たちによる『夢をかなえてドラえもん』の歌唱とダンス。映像を投影することによって、背景などにはアニメやCGも使用されています。

本編が始まると、ドラの着ぐるみが動きにくいにらしく、ペンギンのようにヨチヨチ歩きをするため、はじめ客席からは笑いが漏れていました。これは関西人だけの気質!?

アニマル惑星で嵐の中、タケコプターで飛行するシーンはワイヤーアクション
飛行シーンではドラの着ぐるみは飛行できないため、ドラの手だけが出ていたり、代わりに小さい人形を飛んでるように見せたりしていました(このあたり、文章にしにくいですので勘弁下さい)。簡単に言えば、昔の特撮ヒーローの、人形を使った飛行シーンのような感じです。

坂本真さん演じる実写のび太は、なんだかんだで中々合ってます。某番組で中国の実写版ドラが放送されたことがありましたが、その人たちに見せてあげたいくらいです…。
声は『ALWAYS三丁目の夕日』の小説家・茶川竜之介(吉岡秀隆)さんのような感じでした。
ジャイアン役は、『ごくせん』のクマ(熊井輝夫)こと脇知弘さん。始まるまで全く気付かなかったので驚きました…。
一番役が合っていたのは岡田基哉さん(?)演ずる、チッポのお父さん。迷子の子ネコの親を捜すシーンもちゃんとありました。

アニマル惑星で大ごもりが終わり、新年を祝うシーンでは『ハッピーディズ・ハッピー』という曲が流れ、どこか劇場版の主題歌『天までとどけ』(の、コーラス部分)の雰囲気もある、元気いっぱいの曲でした。このシーンを含めて各所で使用。
この舞台版での作詞・音楽プロデュースは森雪之丞さん。アニメ『キテレツ大百科』の名曲『お嫁さんになってあげないゾ』、『ボディーだけレディー』、『お料理行進曲』等の作詞もされていた方です。

あと驚いたのは、ジェットモグラを人が演じていたところ。表現方法はズバリ「側転とバク転」でした。

子供たちが一番ウケていたのは、ゴリラ船長が息子・ゴリ郎とジャイアンとを間違え、ゴリ郎が「オラ、ここにいるよ(正確な台詞覚えてません…)」とひょっこり現れるシーンでした。

禁断の森でジャイアンがゴネ、座り込むシーン。ここでのび太たち曰く
15分休憩すればジャイアンの気も変わるだろ。
ということで休憩に入ります。この斬新な休憩の入り方には笑ってしまいました。
当然ですが、映画版『アニマル惑星』を語る上では欠かせない、例の『謎の声』はありません…。


後半、ニムゲの襲撃に遭うアニマル惑星と、「ツキの月」を食べて見事に「星の船」を掘り当て、ニムゲの住む星に向かうのび太。ニムゲに変装したことがばれ、一人一人順番にマスクを脱いでいくシーンは緊迫感があって良かったです。

物語のハイライト、ニムゲとアニマル惑星住人の戦闘シーンは迫力ものでした。
音声や光の効果ありますが、ミュージカルが合わさると、やっぱり迫力が違います。
ここで「空気砲」が出てくるのですが、これがホンモノ。米村でんじろう先生がよく番組で使っている、あの段ボールのヤツの巨大Ver.でした。サイズは2m×2mくらいで、客席に向かって撃たれる、まるで「うきわパイプ」(てんコミ45巻)のようなリング状のドライアイスの煙が大迫力

エピローグは、のび太たちが地球の環境問題について関して振り返るシーン。
やや説教臭い内容でもありましたがgood。
最後まで、ちゃあんとゴリラ船長の登場シーンもありました。

その後、エンディングとして全員で『ハッピーディズ・ハッピー』の歌唱をして終了。


最後に、一番気になったこと。
自分が座っていた席は結構見やすいところだったのですが、その1列後ろ、かなりの特等席が連続で6、7人分くらい空いてたんですね。一体なぜ…。


◆劇場で使えるミニ情報◆
■パンフレットは上演前に客席でも売ってくれるので、先に買わない方が吉。客席では、役者さんたちが出てきて売ってくれたりするので楽しいです。
■開演の5分くらい前には、役者さん達による歌『夢をかなえてドラえもん』や舞台版ソング『ハッピーディズ・ハッピー』の披露がありますので席についておきましょう。
■激しい大きな音が出るシーンがありますので、スピーカー真横の席の人は結構ひどい目にあいます(あいました)。
■期待されている方には残念な報告ですが、静香のパンチラ等は一切ありません
■前列や通路側の席の人はエンディングで握手してもらえることがあります。

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チラシは、舞台終了後に出口にて配られていたのでGET。
神戸公演のものにはしっかりと『神戸国際会館こくさいホール』と表記されていましたので、会場によって微妙に違うものになっていると思います。
しかし今日は面白かった~。

では次回。
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by fujiko-kei | 2008-08-16 22:14 | 雑記
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てんとう虫コミックスの巻末、奥付の上に書かれている作者紹介がありますが、藤子モノの単行本では、これが現在までに何度か微妙に変化していますのでご紹介します。
※改行や空白は原本通りに表記しています。

初代 (使用時期:1974年~1988年)
藤子 不二雄
藤本  弘 昭和8年12月1日、富山県に生
まれる。
安孫子素雄 昭和9年3月10日、富山県に生
まれる。
 昭和27年「天使の玉ちゃん」(毎日小学生
新聞)でデビュー。
 代表作「オバケのQ太郎」「シルバー・ク
ロス」「パーマン」「ビッグ1」「ドラえも
ん」「プロゴルファー猿」他。
てんコミ刊行当初から、二人のコンビ解消までの約15年間使われていた作者紹介です。
「藤子」と「不二雄」の文字の間が空いているのが特徴。


2代目 (使用時期:1988年~1989年)
藤子不二雄F
藤本  弘 昭和8年12月1日、富山県に生
まれる。
 昭和27年「天使の玉ちゃん」(毎日小学生
新聞)でデビュー。
 代表作「オバケのQ太郎」「パーマン」
「ドラえもん」「キテレツ大百科」他。
コンビ解消後のF先生の紹介文。二人の独立に伴って代表作から安孫子作品が消され、代わりに『キテレツ大百科』が追加されました。
作者名が「藤子不二雄F」※のものは、約1年間しか使われなかったレアバージョン。
※実際は「○」の中に「F」

A先生のものもあるはずですが、「藤子不二雄A」名義のてんコミは所有していませんので不明。以降すべてF先生の紹介文です。


3代目/4代目/5代目 (使用時期:1989年~2006年or2007年頃)
藤子・F・不二雄
藤本 弘 昭和8年12月1日、富山県に生
まれる。
 昭和27年、「天使の玉ちゃん」(毎日小学生
新聞連載)でデビュー。
 代表作「オバケのQ太郎」「パーマン」「ド
ラえもん」「キテレツ大百科」他。
藤子・F・不二雄
藤本 弘 昭和8年12月1日、富山県に生ま
れる。
 昭和27年「天使の玉ちゃん」(毎日小学生
新聞連載)でデビュー。
 代表作「オバケのQ太郎」「パーマン」「ド
ラえもん」「キテレツ大百科」他。
平成8年9月、没。
藤子・F・不二雄
藤本 弘 昭和8年12月1日、富山県に生
まれる。
 昭和26年、「天使の玉ちゃん」(毎日小学生
新聞連載)でデビュー。
 代表作「オバケのQ太郎」「パーマン」「ド
ラえもん」「キテレツ大百科」ほか。
改行位置や読点に微妙な違いがあります。「藤本」と「弘」の間には空白が今まで二文字分ありましたが、3代目以降は一文字分に。
藤本先生の死後は一時期「平成8年9月、没。」と表記されていましたが、いつのまにか消されていました。
4代目までは二十数年に渡って『天使の玉ちゃん』でのデビュー年が「昭和27年」と誤記されていましたが(知らんかった…)、5代目より「昭和26年」に修正されています。あとは「他」→「ほか」の違いくらいでしょうか。


最新版 (使用時期:2006年or2007年頃~現在)
藤子・F・不二雄
本名、藤本弘。1933(昭和8)年12月1日、富山県
高岡市生まれ。
1951(昭和26)年、「天使の玉ちゃん」でデビュー。
数多くの傑作を発表し、児童まんがの新時代を築
き、第一人者に。
代表作「ドラえもん」「オバケのQ太郎(共著)」
「パーマン」「キテレツ大百科」「エスパー魔美」
「SF異色短編集」など多数。
最近では、文章が大きく書き直されました。
また、『オバQ』が「共著」と表記されるようになり、オバQが「合作」であることが改めて確認されました。代表作には『エスパー魔美』と『SF異色短編集』が追加。

以上、微妙なバリエーションの世界でした。
明日は舞台版ドラ見に行ってきます。。
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by fujiko-kei | 2008-08-15 21:13 | バリエーションの世界