藤子不二雄作品を中心とした、レトロ漫画・アニメに関しての調査・研究・ツッコミがメインです。


by fujiko-kei
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現在『タイムボカン』が好評再放送中の、地元・神戸の放送局サンテレビですが、来週木曜から夕方の時間帯に『天才バカボン(初代)』が放送開始されるようです。b0134245_20485860.jpg
放送時間は10月2日より、毎週木曜18:30~19:00。ご興味のある方はどうぞ。

自分はリメイク版の『平成天才バカボン』しか見たことがありませんので、『ど根性ガエル』、『ガンバの冒険』と並んで、作画監督・芝山努氏の名作として名高い東京ムービー版の放送は、ものすご~く期待です。ついでに第2作の『元祖天才バカボン』も放送してくれれば嬉しいですが…。

『タイムボカン』などが放送されている朝の放送枠は月曜~木曜の週4での放送ですが、こちらは週1での放送のようですので、全40回の完結には時間がかかりそうです。


『天才バカボン』データ
■放映期間:1971年9月25日~1972年6月24日/全40回
■制作:東京ムービー
■原作:赤塚不二夫
■作画監督:芝山努
■音楽:渡辺岳夫
■声の出演:雨森雅司、山本圭子、貴家堂子、増山江威子ほか


…ところで、サンテレビの夕方アニメ枠についての伝説をご存じでしょうか?
2003年、夕方18:00~18:30の枠にて、『らいむいろ戦記譚』というアニメが放送されていたそうです。これがアダルト描写が多かったらしく、「こんな番組を夕方に放送するとは何事だ?」とPTAから苦情が殺到した結果、BPO(放送倫理・番組向上機構)まで動く騒ぎとなりました。。

そんなこんなで、サンテレビの夕方アニメ枠は消えてしまったとさ。
この騒動のためかどうかは不明ですが、ウチの小学校ではこの頃から、夏休みのしおりに「お子様の見る番組に注意してやってください。」という内容の項目が追加されました(苦笑)

…ということで、今回夕方枠でのアニメの放送は、約5年ぶりのようです。
思いっきりローカル&藤子系でない話題ですいません。。。

ではまた来月。
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by fujiko-kei | 2008-09-27 22:03 | 雑記

藤本先生のご命日

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本日9月23日は、藤子・F・不二雄こと、藤本弘先生のご命日です。
『ドラえもん』の作者は12年前のこの日、肝不全によって62年の生涯を閉じました。

自分自身、正直のところ、1996年当時は藤本先生が亡くなったということを全く知りませんでした。
4歳だった当時の唯一の記憶といえば『のび太の日本誕生』のテレビ放送を見たことくらいでしょうか。b0134245_13585116.jpg
これは藤本先生が亡くなった6日後、'96年9月29日に『ザ・スーパーサンデー』枠で放送された、藤本先生の追悼番組の記憶だと思います。

先生が亡くなったのを初めて知ったのは、買って貰った『学習まんが人物館 藤子・F・不二雄』を読んだとき。「藤子不二雄は二人」というのもここで知ったわけですが、奇しくも、初めて見に行った映画『のび太のねじ巻き都市冒険記』が先生の遺作と知ったときには、複雑な気持ちになりました。

藤本先生が亡くなられて12年が経ちましたが、つい先月には、かつてのトキワ荘、スタジオ・ゼロでの仲間だった赤塚不二夫先生が亡くなられ、メディアでも大きく報じられました。
安孫子先生には、どうかこれからも元気でいていただきたいと思います。

中間試験が近付きましたので、暫く更新を休止いたします。
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by fujiko-kei | 2008-09-22 22:54 | 雑記

旧オバQ第1話がYouTubeに!

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もうご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、大手動画サイト「YouTube」に、モノクロ版『オバケのQ太郎』の第1回(Aパート)『パパはわすれん坊の巻』が、ほぼ完全な状態でアップロードされているのを見つけました。今まで一切のメディア化がされていない貴重な映像。
直接のリンクは控えていますが、「オバケのQ太郎」で検索するとヒットすると思います。

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今までYouTubeにアップされていた旧『オバQ』の動画は、ビデオ/LD『東京ムービーアニメ主題歌大全集 第1巻』収録のOP・EDや、テレビ朝日のアニメ特番で放送された、第83回Bパート(?)『Qちゃんパーマン大かつやく』の一部(「不二家の時間」枠での最終回)などで、その他の話のアップは初めて。

パパはわすれん坊の巻』ですが、レンタルビデオで'85年版しか見たことのなかった自分には、かなり新鮮なものでした。一体いつ再放送されたものなのでしょうか?
また、Qちゃんを演じておられた曽我町子さんが'06年に亡くなった際、報道番組『報道STATION』で流れた2カットは、この話から取ったものだと判明。


モノクロ版での登場人物はこんな感じ。
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Qちゃん&正ちゃん
Qちゃんは原作どおり。曽我町子さんの声はというと、Qちゃんよりもどちらかといえば『サイボーグ009』(劇場/モノクロ版)の007を思い浮かべてしまいます。
正ちゃんの方は、放送当時のソノシート等を見ても分かりますが、髪型が独特のものになっています。

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パパ&ママ、伸一にいさん
パパは原作どおりの顔ですが、ママは顔が細長くて原作とはまるで別人のようです。
伸一にいさんの声は野沢雅子さんでした。
この話には出ていませんでしたが、ハカセやよっちゃんも見てみたいものです。

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ゴジラ
ジャイアン、カバ夫、ブタゴリラ…そのすべての源流がこの人。
声の出演は藤子アニメ最多出演を誇っている肝付兼太さんであり、肝付さんは『オバQ』が声優としてのレギュラー初出演作。
上の画像は、『パパは忘れん坊』とは別の話ものです。

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追記:正ちゃんの友達が描かれている珍しいセルを見つけました。
左から木佐くん(?)、ゴジラ、正ちゃん、よっちゃん(?)。
絵柄からすると番組後期のものでしょうか?
「完全保存版 藤子・F・不二雄の世界」より。


本作の作画に関してですが、当時のアニメとしてはちょっとレベルが低いかな…と。
それでも最高視聴率36.7%、平均視聴率でも30%前半の「オバケ番組」でした。
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作画は、東京ムービーが旧『オバQ』以前に制作していた『ビッグX』も相当酷いもので、(当初ほとんどアニメ未経験者が製作していた)カットごとに毎回顔が変わったり、セリフと映像の口パクが合ってなかったり、画面がカクカクだったり…という状態でした。
『オバQ』は少し向上しているものの、やっぱり動きがぎこちなかったり、セリフと口パクが合っていない状態でした(番組中期には落ち着いたようです)。
ここから5、6年で『新オバケのQ太郎』、『ど根性ガエル』、『ルパン三世』など素晴らしいクオリティーの作品が生まれるとは…すごい。

では次回。
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週末にいいものを見ることができたと思います。

'08.10.09追記:動画は削除されてしまったようです。

・映像ソース:YouTube 他
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by fujiko-kei | 2008-09-21 13:26 | 雑記
数ある藤子コミックスを紹介していきます。
てんコミ編・第4弾の今回は番外編としまして、てんとう虫コミックススペシャルてんとう虫コミックス ワイドスペシャルをご紹介いたします。
自分の持ち合わせがあまりないため、画像が少ないですがご了承ください。
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第3弾まで『藤子コミックスの入手難易度』というタイトルでご紹介してきましたが、今回から『藤子コミックスいろいろ』にタイトルを変更しました。
統一するために以前の記事でもタイトルを変更しています。

てんとう虫コミックス スペシャル
『ビリ犬』全1巻
『ドラえもん カラー作品集』全6巻
『ドラえもん 巻頭まんが作品集』上/下巻
『デジタルカラー・セレクション ドラえもん』既刊6巻
■岡田康則大長編シリーズ 既刊3巻

てんとう虫コミックス ワイドスペシャル
『ドラえもん傑作選』全1巻
『大長編ドラえもん のび太の恐竜』全1巻
「スペシャル」、「ワイドスペシャル」のブランドで出版されているのはこれだけ。
では、詳しい紹介に移りたいと思います。

てんとう虫コミックス スペシャル
■『ビリ犬』全1巻
入手難易度★★★★☆

『ビリ犬』は普通のてんコミでも出ていますが、本書は'69年『ぼくら』に掲載された、旧『ビリ犬』をオールカラーで収録しています。

相場
◆新刊購入…絶版
◆古書購入…500円~1200円程度
◆新刊全巻…×(全1巻)
◆古書全巻…×(全1巻)

(備考)
1話を除いて、同じ内容をF.F.ランド(F.F.Aランド)版でも読むことができますので、単純に旧『ビリ犬』を読みたいという方は、そちらがオススメ(但しトレス版の白黒印刷ですが)。
アニメ化の際に連載されたリメイク版は1話も収録されていません。

■『ドラえもん カラー作品集』全6巻b0134245_18304275.jpgb0134245_18305385.jpgb0134245_1831926.jpg
入手難易度★☆☆☆☆

『ドラえもん』連載30周年企画の一つ。数多い『ドラえもん』の作品の中から、主に幼年向けに執筆されていた、数頁~10頁程度のカラー作品を、カラーそのままで単行本化したものです。
特に第5巻は「初期作品編」ということで、別バージョンの登場編『未来からきたドラえもん』をはじめ、往年のファンにはたまらない内容でした。
数少ないドラの新刊として続刊が期待されていましたが、第6巻でひとまず完結となってしまいました。幼年向け作品は現在「ぴっかぴかコミックス」の方で刊行が続いています(一部を除いてカラーではありあせんが)。

相場
◆新刊購入…750円(税込)
◆古書購入…300~450円程度
◆新刊全巻…750×6=4500円(税込)
◆古書全巻…???

(備考)
第1巻に関しては、初版と第2刷以降のもので、カバーのレイアウトが若干異なります。
カバーが痛みやすいため、古書購入の際は注意。

■『ドラえもん 巻頭まんが作品集』上/下巻
入手難易度★☆☆☆☆

'03年12月に、藤子F先生の生誕70周年を記念して発売された単行本。
「巻頭まんが」とありますが、これは、てんとう虫コミックス版『ドラえもん』の、各巻1話目の作品ばかりを45巻分収録したものです。
上巻には第1巻~第23巻、下巻には第24巻~第45巻の「第1話」を収録。

相場
◆新刊購入…550円(税込)
◆古書購入…250~350円程度
◆新刊全巻…550円×2=1100円(税込)
◆古書全巻…???

(備考)
新刊で入手可能ですが、てんコミを全巻持っている方には、正直のところ全くといっていいほど必要ありません。意外と古書店でよく見かける本です。

■『デジタルカラー・セレクション ドラえもん』既刊6巻
入手難易度★★☆☆☆

てんコミ版の傑作選ですが、これは白黒の原稿を、デジタル技術で着色したカラー版。
藤子先生の手によるカラー作品というわけではありませんし、てんコミ未収録作品が入っているわけでもありません。
通常、てんコミスペシャルはA5版での発行ですが、本シリーズは大判のA4サイズでの発行。本文は60~70頁程度と薄っぺらな本です。
この宣伝として、当時のコロコロコミック増刊『ドラえもん総集編』に、このデジタルカラー版『台風のフー子』が掲載されたことがありました。

相場
◆新刊購入…580円(税込)
◆古書購入…???
◆新刊全巻…580円×6=3480円(税込)
◆古書全巻…???

(備考)
品薄状態で、店頭でも古書でも入手は比較的困難。大判サイズですので、古書店では絵本コーナーに置かれていることがあります。
完結との告知は出ていませんが、第6巻の発売から3年以上が経っていて、事実上の完結と思われます。

岡田康則大長編シリーズ 既刊3巻
 ■『ドラえもん のび太の恐竜2006DS オリジナルコミック』
 ■『映画ストーリー ドラえもん のび太の新魔界大冒険 7人の魔法使い』
 ■『映画ストーリー ドラえもん のび太の緑の巨人伝』b0134245_18363079.jpgb0134245_18364079.jpgb0134245_18365333.jpg
入手難易度★☆☆☆☆

近年大長編を手がけてきた岡田康則先生によって、ここ数年描かれた長編作品。
最初に出た『のび太の恐竜2006DS オリジナルコミック』のみ、ゲーム『ドラえもん のび太の恐竜2006DS』をコミカライズした作品で、映画『のび太の恐竜2006』との直接の関わりはありませんでしたが、'07年の『新魔界大冒険』以降は映画原作のストーリーとなっています。
藤子プロの大長編といえばファンの間で評判が悪いですが、最近はストーリー/作画共にレベルは上がっていると思います。

相場
◆新刊購入…480円(税込)
◆古書購入…200円~300円程度
◆新刊全巻…480円×3=1440円
◆古書全巻…???円

(備考)
映画原作というよりはタイアップ感が強い単行本ですので、今後ずっと増刷が続くかは微妙です。
本家『大長編ドラえもん』の方は20年以上増刷を重ねていますが、『のび太の恐竜2006DS オリジナルコミック』などはゲームの攻略本も兼ねていますので、ゲームが完全に絶版となれば、こちらも自動的に絶版になってしまいそうです。

てんとう虫コミックス ワイドスペシャル
■『ドラえもん傑作選』全1巻
■『大長編ドラえもん のび太の恐竜』全1巻
入手難易度★★★☆☆

ドラ連載30周年記念の企画として、主に弱視者向けに発売された、ドデカい単行本。
A3サイズ(297mm×420mm)という、かつて無いバカでかい大きさで、当時話題になりました。
『傑作選』の方は、『おばあちゃんのおもいで』、『のび太の結婚前夜』、『帰ってきたドラえもん』等、8本の作品を収録。『のび太の恐竜』の方は、普通のてんコミ版と同内容です。
しかし『傑作選』が1890円、『恐竜』が2940円(いずれも税込)と、比較的高価だったこともあり、さほど売れていないように思えます。

相場
◆新刊購入… 絶版/店頭在庫のみ
◆古書購入…1800円~5000円程度
◆新刊全巻…各・全1巻
◆古書全巻…×(各・全1巻)

(備考)
その大きさ故、輸送/販売段階でどうしても痛んでしまうため、完全な美本の入手はかなり難しいと思われます。
『傑作選』に収録されている『おばあちゃんのおもいで』は、『藤子不二雄自薦集』/『藤子・F・不二雄自薦集』収録の描き足しバージョン。
発行から10年近く経ち、現在のところ絶版/品切れ状態のようですが、大規模書店の棚の一番上などに、まだ新刊在庫が残っていることもあります。

次回、「てんとう虫コミックスアニメ版」編に続く。
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by fujiko-kei | 2008-09-19 21:41 | お役立ち
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来年・2009年は、テレビ朝日で『ドラえもん』の放送開始から30周年。

それを記念して、テレビ朝日の公式サイトでは、「あなたの心に残るおはなし大募集」として、視聴者の心に残った作品の募集が行われています。
サイトには、ご丁寧に'79年4月2日放送の第1回『ゆめのまちノビタランド』から、今年9月30日放送『ドラえもんの青い涙』まで、2073作品の全話リストも掲載。

自分も色々考えてみましたが、とりあえず「心に残るおはなし」は、思いついただけでもこれだけありました。トラウマとして心に残っている作品も一部ありますが…。

■『帰ってきたドラえもん』('81年1月3日放送)
■『風船手紙コントローラー』('86年9月12日放送)
■『町内突破大作戦』('90年9月14日放送)
■『タイムマシンで飼い主を!』('93年8月13日放送)
■『ミニミニロボット』('92年6月26日放送)
■『プラモ化大作戦』('94年1月7日放送)
■『7年後のなやみ』('96年3月1日放送)
■『ジュラ紀でドラミが大ピンチ』('98年4月3日放送)
■『発電王エネソン』('99年1月22日放送)
■『45年後…』('05年3月11日放送)

この中のどれかを投票しようかな…と思っていましたが、幻の作品『ケンちゃんの冒険』('81年10月5日放送)の存在を思い出したので、結局これを投票してしまいました。『ケンちゃん―』に投票する人が、他にどれだけいるのかは分かりませんが…。
投票はHPもしくはハガキで可能。

投票数の多かった作品は、今後『TVアニメ傑作30』という番組で特集されるそうです。ここ数年間放送された、テレ朝アニメ特集番組の事例から考えても、大山作品には殆ど触れられないような気がしますが…。
ひねくれて『手足七本 目が三つ』とか、A作品が絡んでいる『怪物くんぼうし』、『ニンニン修行セット』、『ドラQパーマン』あたりにみんなで投票したら面白いことになりそうです。。。

では次回。
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by fujiko-kei | 2008-09-15 12:18 | 雑記
昨日、映画『20世紀少年』を見てきました。

このブログを見てくださっている方ならお分かりかもしれませんが、「ともだち」という黒幕的キャラクターがいまして、『忍者ハットリくん』のお面を被っています。
その色はというと…見事に青でした。ちょっとガックリ。
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■劇場パンフレットより。

『忍者ハットリくん』は、'64年~'68年に雑誌『少年』に掲載された旧作と、'80年代の第2次藤子ブームでリメイクされたものの、大きく二つに分類されます。
ハットリくんの服といえば「青」を思い浮かべられる方も多いかと思われますが、これは'80年代以降の設定で、それ以前は黒い服を着ている設定でした。
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白黒原稿ではベタ塗りされているため、旧作/新作どちらにしても黒くなっていますが、当時の『少年』のカラー頁や付録、'68年発行の「サンデーコミックス」版単行本で、黒い服を着ている姿をハッキリと確認することができます。
モノクロ画面のため映像では分かりませんが、特撮版でも黒い服を着ています。


そして『20世紀少年』の主人公・ケンヂや「ともだち」が少年時代・'60年代~'70年代にリアルタイムで接した『ハットリくん』は、『少年』掲載の旧作漫画、もしくは特撮版であるはず。当然、服の色も黒のはずです。
そのため、現代のシーンはともかく、主人公・ケンヂの少年時代のシーン('70年ごろ)にも「青いハットリ」のお面を着けた人物が登場しているのは、少し違和感がありました。。
「ハットリくんのお面」は比較的重要な小道具でしたので、ここのところは残念でした。
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ちなみに『20世紀少年』原作ではこんな感じ。
トーンで表現されているので、こちらでも「青」でしょうか?


もうひとつ、パンフレットに書かれていた『ハットリくん』の解説が、ちょっと謎だった件について。
1964年~68年光文社「少年」にて連載。その後、81年~88年、小学館の雑誌で再開された。作・藤子不二雄。伊賀の忍者の里から東京に出てきたハットリくんが起こす様々な騒動を描く。いつもお面を被っているという設定。服部半蔵の子孫らしい。苦手なものはカエル。口癖は「ニンニン」「…でござる」。人の敬称に「○○氏(うじ)」を使う。67年~68年実写ドラマ化。その時、ハットリくん役はふたりの俳優によるダブルキャストだった。その後、アニメ化もされている。
いつもお面を被っている設定。
…一体どこから持ってきた情報でしょうか!?

当然ですが、忍者ハットリくんは、いつもお面を被っている設定ではありません!
口を開けて話したり、表情も変化しますし。
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もしかして特撮版を見て、そう思ってしまったのでしょうか?(これはお面で演じている)

…と思ったところでWikipediaの忍者ハットリくん』の記事を見たところ、ちょっと興味深い文章を見つけました。
ハットリくんは原作と同じ「顔のマスク」を被った子役俳優、第一シリーズでは双子の野村光徳と野村好徳が、第二シリーズでは水谷克之と浜路義朗が演じた。声は両作とも熊倉一雄が担当。
ここで思ったのですが、もしかするとWikipediaを見た担当者が、「原作と同じ顔、のマスクを被った―」と解釈すべきところを、間違って「原作と同じ、顔のマスクを被った―」と勘違いしてしまったのではないでしょうか?
Wikiの文章も、そんな意味にもとれるような書き方ですし…。

ちなみに、「67年~68年実写ドラマ化」とありますが、確かにその年には実写版第2作が放送されています(『忍者ハットリくん+忍者怪獣ジッポウ』。しかしその1年前、1966年にも実写版第1作が放送されているので、この書き方は微妙かと思います。。
ちなみにパンフレットは『20世紀少年年表』として、東京オリンピックや大阪万博もですが、藤子両先生や手塚先生、石森先生、赤塚先生の誕生も紹介。

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劇中にはもうひとつお面が登場しますが、こちらは『ナショナルキッド』('60年/東映)。

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七色仮面』と並ぶ、東映の黎明期のTV特撮作品。
ナショナルがスポンサーだったから『ナショナルキッド』…というのは有名な話です。


また、現在『ハンコック』という洋画も公開中なのですが、このストーリーが「やり過ぎで人々に迷惑がられるスーパーヒーロー」と、予告編を見る限り、まるでSF短編『ウルトラ・スーパー・デラックスマン』のような雰囲気です(違ってたらごめんなさい)。b0134245_19411969.jpg


では次回。
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by fujiko-kei | 2008-09-14 21:07 | 雑記
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DMM.comのDVDレンタルサービスから、『エスパー魔美』Disc.1が届きました。
近所のレンタルビデオ店では『魔美』を扱っていないので、ネットレンタルは有難いです。
もう一枚写っているのは『海底少年マリン』Disc.1。

早速第1話『エスパーは誰!』を見ましたが、原作の味がかなり生かせていて、面白かったです。
コンポコの鳴き声が原作通り「フャン!フャン!」だったのに驚き。
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かつて『藤子不二雄ワイド』番組内で、『パーマン』、『プロゴルファー猿』とのカップリングで放送されていたころがあった『魔美』ですが、藤子アニメの中でも異色の存在に感じられました。
(例えるなら、アニメ版『笑ゥせぇるすまん』のような…)
なんと言いますか、対象年齢の高さというか、主人公が女の子のところとか…。

単純に今回気付いたことですが、高畑くんの顔が、原作に比べてイカしているのは気のせいでしょうか?(パイロット版では更に二枚目らしいですが)
なんか「きれいなジャイアン」みたい。。。
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よこざわけい子さん演じる魔美の声は、どうしてもドラミを思い浮かべてしまいます。
イメージとは少し違ってっていましたが、これはこれで中々いいと思いました。
あと第1話序盤に出てきたおさげの女の子は、アニメ版オリジナルキャラクターでしょうか?

オープニングに出るクレジットは「藤子・F・不二雄」になっていて、ちょっと違和感。
OPのクレジットは、『藤子・F・不二雄』の追加以外は元のままのようです。
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クレジットに関してですが、初期回の本放送時は『藤子不二雄ワイド』自体のオープニングに原作者クレジットが表示されていたため、『魔美』OPへの原作者クレジットは無かったそうです。b0134245_20335543.jpgb0134245_2034142.jpg
『藤子不二雄ワイド』OPより。 映像ソース:YouTube

本編終了後に次回予告やエンディングが無いのは、なにか物足りないような気がします。
『藤子不二雄ワイド』のエンディングを入れてくれればよかったのに…。
前半回の予告編は、DVD-BOXを買った人に送付される特典ディスクのみの収録で、レンタルしている限りは見ることができないそうです…残念。

原作での屈指の名作『名画とオニババ』(第6話)に期待。


海底少年マリン』('69年)について、参考程度に書かせていただきます。
'65年に『ドルフィン王子』というアニメ(全3話)がありまして、『ジャングル大帝』に先駆けて、日本初のカラーアニメ作品でした。その作品を元に『がんばれ!マリンキッド』('66年)という作品が制作され、更にそれを改題/新作を追加したのが本作です。
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主人公のマリンの声、また主題歌を歌うのは、「元のび太」の小原乃梨子さん。

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まだ見ていませんが、第3話は凄いタイトル。

3話収録で容量も十分(4.04GB)あるくせに、あまり画質の良くないDVDでした。


NHKで赤塚不二夫特集!

話は変わりますが、近畿地区では明日・12日深夜に、NHK教育テレビ『NHKアーカイブス』で、先日亡くなられた赤塚不二夫先生の特集として
■『スタジオパークからこんにちは 漫画家 赤塚不二夫』('97年放送)
■『美と出会う 漫画家 赤塚不二夫 ギャグのココロは愛なのだ』('01年放送)
の2本の番組が再放送予定となっています(近畿以外の地域では、6日に放送済みだそうです)。
関西に在住で、ご興味のある方はどうぞ。

では次回。
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by fujiko-kei | 2008-09-11 22:15 | 雑記
トキワ荘出身で、日本を代表する「萬画家」石ノ森章太郎先生の生誕70周年を記念して『石ノ森章太郎 生誕70周年 DVD-BOX』が東映から7月21日に発売されています。
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これは東映が制作した、ほぼ全ての石森作品の「第1話」を11枚のディスクに収録したもので、収録作品は『サイボーグ009』、『仮面ライダー』、『好き!すき!!魔女先生』、『009ノ1』などなど70タイトル(ただし『佐武と市捕物控』の第1話は虫プロ制作)。

これだけでは特に取り上げるつもりはなかったのですが、このBOXには「ボーナスディスク」というものがあるそうで、それには幻のアニメ『ぼくらマンガ家 トキワ荘物語』が収録されているそうです。
(情報元:『ドラちゃんのおへや』様 掲示板『らくがきじゅう』)
このBOXの発売情報自体は知っていたのですが、本作の収録は今回初めて気付きました…。b0134245_19103424.jpg
当時発売されたレコード。カセットテープもありました。
(画像:Yahoo!オークションより転載)

日生ファミリースペシャル『ぼくらマンガ家 トキワ荘物語』は1981年10月3日にフジテレビ系で放送されたスペシャルアニメで、かつてのトキワ荘メンバーの青春時代を、コミカルにアニメ化したものだったそうです。
キャラクターデザインは石森先生で、安孫子先生の著書『トキワ荘青春日記』には「デザインが似てないとみんなで揉めた(笑)」といった内容の記述もあります。また『Neo Utopia 40』によると、少しのカットだけですが、ドラえもんも登場しているとのこと(声は山本圭子さん)。
『COM』に掲載された競作漫画『トキワ荘物語』との関連は不明。

この年はトキワ荘の解体が決まった年であり、このようなスペシャル番組の他、メンバー勢揃いでの「トキワ荘同窓会」も行われています(この模様も後にNHKで放送)。

本作ですが、'81年の本放送以来、本編の再放送・メディア化は一切行われていません。
唯一のメディア化として、東映アニメの主題歌集DVD『東映TVアニメ主題歌大全集 Vol.1』にオープニングとエンディングが収録されているだけでした(ビデオ/LD版には未収録)。

今回、ようやくのメディア化となったわけですが、『ぼくらマンガ家―』単品の販売予定はなく、しかもDVD-BOXが60900円(税込)と高額なため、よほどの金銭的余裕がない限り、本作のためだけに購入するのは難しいかと思います(今後、東映CH等で再放送されそうな気もしますが)。
BOXには『レインボー戦隊ロビン』も収録されています。

■ファンサイト
●アニメ『ぼくらマンガ家 トキワ荘物語』をDVD化してほしい!●

では次回。
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by fujiko-kei | 2008-09-08 19:19
少し遅れてしまいましたが、おととい、9月3日はドラえもんの誕生日でした。b0134245_2111771.jpg
アニメドラではここ数年、9月はじめになるとドラの誕生日企画が放送されていますが、これは一体いつから始まったのでしょうか…?
ドラちゃんのおへや」様の放映リストを参考に、ちょっと調べてみました。

まず、シンエイ動画版アニメ『ドラえもん』が放送開始されて今年で29年。
このうち、番組がちょうど9月3日に放送されたのは、今のところ今'82年、'99年、'04年の3回でした。少ないように感じますが、単純に考えて9月3日に金曜日が来る確立は1/7ですので、まあこんなもんでしょう。
ちなみのその3回すべては、特にドラの誕生日を祝うような内容ではなく、思いっきり通常の放送でした。
余談ですが、'73年の日テレ版でも9月3日の放送は無し。


次に本題、ドラ誕生日企画はいつから始まったのか…?
…と思って調べましたが、意外なことに'80年代~'90年代を調べてみても、ドラ誕生日の特集は一度も確認できませんでした。毎年秋には毎年『秋だ一番!ドラえもんスペシャル』が放送されていましたので、他にスペシャルをやる余裕はないのかもしれません。
結局、アニメドラ最古の誕生日スペシャルは、'03年8月29日放送の『おめでとう!ドラえもん HAPPY BIRTHDAYスペシャル!!』でした。意外と最近…。
しかし、この「初めて」の誕生日スペシャルを最後に、大山版ドラで誕生日企画が行われることはありませんでした。

'05年春の声優変更後は、二年目の'06年9月1日に『ドラえもん誕生日スペシャル!』が、'07年9月7日には『ドラえもん 誕生日1時間スペシャル』が放送され復活。
今のところ誕生日企画が続いていて、今年も3回目の放送が予定されています。

■'06年SP(左)、'07年SP(右)b0134245_2130298.jpgb0134245_2153652.jpg

スペシャルの放送内容はというと、'03年のスペシャルは『わがまま時計』(オリジナル作品/ドラ誕生日とは関係なし)と映画『2112年ドラえもん誕生』。声優変更後の'06年は、原作2話を合体させた『のび太くん、さようなら!ドラえもん、未来に帰る…』、'07年にはオリジナル作品の『ドラえもんが生まれ変わる日』が放送されています。b0134245_2155941.jpgb0134245_21561022.jpg
今日放送のスペシャル『ドラえもんの青い涙』も、予告編を見る限りオリジナル作品のようです。
最近のドラはオリジナル作品でも良作が増えていますので、今回も期待したいと思います。


設定上のドラの誕生日、2112年までは、あと104年となりました。
自分は生きていれば120才になってますが、そのときドラは人々の支持を得ているのか…?
それともすっかり忘れ去られているのか…?

2003年4月7日の鉄腕アトムの誕生日の時のように、何かしら行事が行われればいいのですが、どうなることやら。
とりあえず、現在の日本最高齢並に生きたいと思います(^_^;)

では次回。
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by fujiko-kei | 2008-09-05 19:16
前々回前回とお送りしてきた入手難易度シリーズ。
暫く中断していましたが、第3回・その他/F先生じゃない作品編を公開いたします。
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■『ドラえもん百科』全2巻(作/方倉陽二)
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入手難易度★★★☆☆

一定年齢以上のドラファンにはお馴染みの『ドラえもん百科』。
創刊まもない『コロコロコミック』に連載され、コロタン文庫『ドラえもん全百科』シリーズと共に、80年代のドラえもん好きには欠かせない本でした。
「百科」とありますが、一部を除いて、あくまで「公式設定」といえるものではありません。ですが、かつてテレビ朝日で放送されていた帯番組『パオパオチャンネル』内での『ドラえもん博士大賞』のクイズでは、この本からも多数出題されていました。
方倉先生描く、劇画風や少女漫画風のドラもいい味を出しています。。

相場
◆新刊購入…絶版
◆古書購入…100円~400円程度
◆新刊全巻…絶版
◆古書全巻…600円~2000円程度

(備考)
当時の子供達が熱心に読んでいたためか、古書店に出回るのはボロが殆どで、美本はあまり見かけません。また、一応'90年代まで増刷は続いていて、原作者名が「藤子・F・不二雄」のものも存在しています。
単行本化はされていませんが、『怪物くん百科』という作品も、アシスタントのさいとうはるお先生によって『コロコロコミック』に連載されていました。

■『藤子不二雄物語 ハムサラダくん』全2巻(作/吉田忠)b0134245_17561091.jpgb0134245_17562387.jpg
入手難易度★★★★☆

当時藤子先生のアシスタントだった吉田忠さんが『コロコロコミック』に連載した作品。
タイトルの通り藤子両先生の成長を描く、『まんが道』の対象年齢を少し下げたような感じです。ハムくんはF先生、サラダくんはA先生がモデル。

相場
◆新刊購入…絶版
◆古書購入…500円~900円程度
◆新刊全巻…絶版
◆古書全巻…800円~2500円程度

(備考)
てんコミは全2巻で完結していますが、かなり収録漏れ作品が存在しています。ただし、現在は完全版全2巻が発売されているため全作品を読むことができ、てんコミ版の相場も少し下がっています。

■『ドラえもんの発明教室』全2巻(作/しのだひでお)b0134245_15461271.jpg
入手難易度★★★☆☆

藤子先生の古くからのアシスタント、しのだひでお先生の作品。もともとは学年雑誌に連載されていたもので、「スポーツ」、「勉強」等のテーマに沿って読者から送られてきた珍発明を、漫画にして紹介するというもの。発案者の名前も載ります。
他で例えるなら、『コロコロコミック』の読者コーナー『コロコロバカデミー』(昔であれば『コロコロFC』)のような存在でした。

相場
◆新刊購入…絶版
◆古書購入…100円~250円程度
◆新刊全巻…絶版
◆古書全巻…500円~800円程度

(備考)
『ドラ』本編とは基本的に繋がりはないため、個人的にはあまり面白いとは思いません。
そのためか、古書店(特に漫画専門店)での相場も総じて安め。

■『新キテレツ大百科』全6巻(作/田中道明)b0134245_17352680.jpg
入手難易度★★☆☆☆

『キテレツ』がアニメ化された際に小学館の学年誌と『コロコロコミック』に掲載された作品。
アニメ版に忠実に描かれていますので、「キテレツの漫画」といえばこちらを思いつく方も多いかもしれません。原作で出番が殆ど無かったトンガリや、アニメ版オリジナルキャラクターのブタゴリラの家族なども登場しています。

相場
◆新刊購入…絶版
◆古書購入…150円~250円程度
◆新刊全巻…絶版
◆古書全巻…1200円~2500円程度

(備考)
雑誌掲載時のタイトルは単に『キテレツ大百科』でしたが、単行本化の際に、F先生の原作と区別するために「」の文字が付きました。主に『コロコロコミック』に掲載されていましたので「てんとう虫コロコロコミックス」ブランド。
なぜかブックオフでやたらとよく見かける本です。

■『ドラえもんゲームコミック ザ☆ドラえもんズ』全6巻(作/田中道明)
入手難易度★★☆☆☆

この作品に関しては、予備知識が全くありませんので、あまり詳細な解説はできません。
m(_ _)m
ザ・ドラえもんズ(ドラドラ7)を主人公に、『コロコロコミック』、学年誌に掲載された作品。

相場
◆新刊購入…絶版
◆古書購入…100円~250円程度
◆新刊全巻…絶版
◆古書全巻…900円~1800円程度

(備考)
特になし。

■『ドラベース ドラえもん超野球外伝』既刊15巻(作/むぎわらしんたろう)b0134245_17485861.jpg
入手難易度★☆☆☆☆

'99年に、『ぼく!ミニドラえもん』と『最新ドラえもんひみつ百科』が終了し、「背表紙」と大長編を除いて『コロコロ』からドラが全く消えた時期が1年程ありました。そんな中、久々に『コロコロ』誌上に登場したドラ作品です。
江戸川ドラーズのクロえもんを主人公に、ネコ型ロボットたちが22世紀で繰り広げる野球漫画で、子供達の支持も集めて現在は連載9年目、『コロコロ』の代表作品でもあります。

相場
◆新刊購入…410円(税込)
◆古書購入…100円~200円程度
◆新刊全巻…410円×既刊15巻=6150円(税込)
◆古書全巻…???

(備考)
本作より、藤子先生の元アシスタント・萩原伸一先生は「むぎわらしんたろう」名義で活動をされています。
元々「てんとう虫コロコロコミックス」として発売されていましたが、'06年から「てんとう虫コロドラゴンコミックス」ブランドが誕生し、当時発売中だったコミックスもそちらに引き継がれましたので、本作も途中の巻以降の新刊、また増刷分はそちらに移行しました。
むぎわら先生は、『コロコロイチバン!』で『つるぜ!カメスケくん』も連載中。

■『ミニドラにおまかせ!』全1巻(作/岡田康則)b0134245_18282961.jpg
入手難易度★☆☆☆☆

最近創刊した雑誌『コロコロイチバン!』に掲載された作品。作画は、ここ数年の『大長編ドラえもん』シリーズを手がけている岡田康則先生です。
内容に関しては、のび太というよりも、どちらかといえばミニドラが毎回問題を起こす…というストーリーで、以前『コロコロコミック』に掲載されていた『ぼく!ミニドラえもん』に似た感じです。
作品の完成度も高く、原作『ドラえもん』には一番近いと思います。

相場
◆新刊購入…410円(税込)
◆古書購入…100円~250円程度
◆新刊全巻…×(全1巻)
◆古書全巻…×(全1巻)

(備考)
最近発売されたばかりの作品のため、「てんとう虫コロコロドラゴンコミックス」ブランドでの発売。

■『ドラえもん』第44.5巻 特別編『ガラパ星から来た男』完全版b0134245_1461465.jpg
入手難易度★★★★★

てんコミドラの中で一番の入手困難さを誇るのが、実はこの本。
『コロコロコミック』'94年9月号の別冊付録なのですが、一応てんコミ装丁で発行されていますのでここに分類します。
中編『ガラパ星から来た男』は元々『小学三年生』、『小学四年生』、『小学五年生』の'94年7月号~9月号に同時掲載された作品なのですが、その3ヶ月分を纏めた形で『コロコロコミック』の付録として「44.5巻」は発行されました。
当時は44巻までの刊行でしたので、一応の「最新刊」でした。巻末には、普通のてんコミと同じく「第44.5巻終わり 第45巻につづく」と表記されているこだわりもあります。
ですが、結局『ガラパ星から来た男』は加筆された上で第45巻に収録。単に作品を読みたいだけでしたら、あまりこの本の意味はありません。。

相場
◆新刊購入…絶版
◆古書購入…3000円~9000円程度
◆新刊全巻…×(全1巻)
◆古書全巻…×(全1巻)

(備考)
専門店以外で入手するのは至難の業。
まんだらけ等の専門店で『ドラ』全巻を買うと、オマケで本書が含まれていたりすることもあります。

■『未収録作品スペシャル ドラえもん』全25巻+別巻『マンガワークブック』
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入手難易度★☆☆☆☆
単体で入手★★★★☆

'04年から隔週刊で1年間、全25巻が発売された雑誌『ぼく、ドラえもん。』。この雑誌の一番の目玉は、ズバリ「毎号付録に(てんコミ)未収録作品がついてくる」ということで、毎号てんコミ風装丁の小冊子が付録に付いていました。
それを読むために管理人は毎月2回、650円という大金を雑誌に投じていたのでした…。
しかし、かつての藤子不二雄ランドと被っている作品が多数あり、挙げ句の果てには『ぼくドラ』刊行後に発売された『ドラえもん+』に大半の作品が収録されてしまい、何のために全号買ったんだか…。このシリーズでしか読めない作品もいくつかはありますので、全くの無駄となったわけではありませんが。
未収録作品の中でも人気の高かった『45年後…』を初めて収録したのも魅力的でした。

相場
◆新刊購入…650円(税込/創刊号のみ500円)
◆古書購入…???
◆新刊全巻…創刊号500円+650円×24号=16100円(税込)
◆古書全巻…???
注:新刊価格は雑誌『ぼく、ドラえもん』としての価格です。

(備考)
付録のみをバラで入手するのはほぼ不可能。『ぼくドラ』全号を新刊/中古で買うしかありません。新刊はまだ在庫が残っているようですが、刊行から約4年経っていますので購入はお早めに。創刊号は発売後すぐに売り切れたため急遽再版がかかりました。本誌は初版と2版で微妙に違います。
刊行中に「第1回」と「最終回」を全て収録するという企画もありましたが、結局没になってしまいました(もしかして原稿紛失?)。
これにて『てんとう虫コミックス別コロ版』、『てんとう虫コロコロコミックス』および『てんとう虫コロコロドラゴンコミックス』を含んだ『てんとう虫コミックス』ブランドの刊行作品の解説を終了します。

第4回、てんコミスペシャル編に続く。
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by fujiko-kei | 2008-09-01 19:19 | お役立ち