赤塚先生が亡くなって…
2008年 08月 04日
漫画家・赤塚不二夫先生が亡くなられて、1日と少しがたちました。
この間にテレビ、新聞、ネット等の各メディアで赤塚先生が特集され、改めて先生の偉大さを実感させられています。
今のところ、かつてのトキワ荘メンバーからのコメントはありませんが、突然の訃報にさぞ悲しんでおられることと思います。
しかし、未だに信じられません。たとえ昏睡状態のままであっても長生きされるだろうと思っていたのに…。
'89年に手塚先生が、'96年に藤子F先生が、'98年に石森先生が亡くなられたときの衝撃・悲しみの気持ちを、その頃小さかった自分としては、今となって初めて知ることになりました。
自分は赤塚作品のリアル経験者ではありませんが、関西では何度も再放送されていた『平成天才バカボン』はいつも見ていました(本当は初代・元祖が見たかったけど…)。
漫画作品では『おそ松くん』が大好きでした。最近では『おそ松くん』('66年・モノクロ版)の500円DVDを集めています。
赤塚先生の昏睡状態が続いているというのは前々から噂になっていましたが、正式に詳細が発表されたのは、6月にNHKで放送された『プレミアム10 赤塚不二夫なのだ!』番組内が初めてだと思います。
赤塚先生が眠っている間には、デビュー単行本『嵐をこえて』の復刻、モノクロ版アニメ『おそ松くん』の500円DVD化など、赤塚作品に大きな動きが出ていました。
作品の復刻は、近年の復刻漫画ブームに乗ってまだまだ続くと思います。これからも、DVD全集やオンデマンド出版でしか買えないような作品や、昔の単行本が日の目を浴びる機会を増やして欲しいと思います。
赤塚不二夫先生には、改めて、心からご冥福をお祈りします。
ニュース記事を貼っておきます。いずれもエキサイトニュース。
■赤塚さん がん闘病中も酒を手放さず…
■<赤塚不二夫さん>死を悼み800人が記帳…青梅の会館や駅
■全国からファン400人が弔問に
■赤塚さん葬儀委員長は藤子不二雄(A)氏
↑関係者の証言では、葬儀委員長は安孫子先生が務められるそうです。