相変わらずまともな更新があまり出来ない状況ですので、この1ヶ月程で書きためた雑記を纏めて載せてみようと思います。
■古書店にて少年チャンピオンコミックス『
ブラック商会変奇郎』第1巻購入。30円でした。『シャドウ商会―』の秋田文庫版は持っているのですが、チャンコミの魅力に惹かれました。
印刷状態があまり良くないです。
『喝揚丸ユスリ商会』や『番外社員』もそうですが、自分は「金」と社会の「裏」を見事に描いた安孫子先生の作品は特に好きです。
■レンタルDVDで『
マグマ大使』視聴。現在25話まで観ましたが、こんなに面白いとは思いませんでした。特撮もレベルが高く、予算のかけ方も半端無く、何よりマグマ大使が格好いいです。

当時の対抗番組は円谷プロの『ウルトラマン』でしたが、個人的には『マグマ』の方が余裕で面白いと思います。
DVDでは主題歌映像がノンテロップ版に差し替え、本放送時のテロップ入りのものは一部が本放送時のフィルムを元に映像特典扱いとなっているのですが、映像の変色が酷いのが残念です。
ピープロ繋がりで書きますが、どなたか'85年頃に株式会社芳友舎から発売された『
0戦はやと』のビデオ、もしくはダビングされた映像をお持ちの方、何もお礼はできませんが、よろしければお貸しください…。

(参考画像)
■DVD『
ファイトだ!ピュー太』第3巻&4巻購入。amazonのユーズドで350円でした。

原作は『地獄くん』や『人形地獄』といった、どちらかと言えばホラー系作品で有名な
ムロタニ・ツネ象先生。
スタンスとしては『タイムボカン』に藤子マンガを足し、それ更に狂わせたようなテンションの高いギャグアニメです。とにかく「マジメにメチャクチャ」な作品で、もしカラーで制作されていれば『ハクション大魔王』に匹敵していたかもしれません…!
よく動画サイトにも転がっていますが、第10話『
南太平洋メチャクチャ大戦争』は必見です。
管理人はモノクロ版『おそ松くん』の500円DVDと『海底少年マリン』(どちらもブックオフに格安で置かれていることが多いです)も収集中ですが、巻数が多く全巻集まる気配がありません。
■父親が'82年頃から録り貯めたビデオテープを順次DVDにダビングしています。
録画されているのは歌番組が殆どなのですが、NHKのテレビ放送30年記念番組や『テレビ探偵団』等の懐かし系番組も幾つか出てきましたので、機会があればご紹介しようと思います。
'84年に朝日放送の深夜枠で再放送された『ウルトラQ』と『怪奇大作戦』の録画も出てきたのですが、この頃から既に『狂鬼人間』は欠番だったんですね…。
父親はLD-BOXを買うほどの『ルパン三世』ファンなのですが、どの時期のビデオにも日曜正午の「
ルパン地獄」(よみうりテレビでは'80年代前半頃より、毎週日曜正午から『ルパン三世』が無限ループで繰り返し再放送されていました)が入っているあたりがちょっと笑えました。
■最近何かと話題の
twitterですが、藤子ファン界(?)の一部でもが流行っているようで、(結構ディープな)藤子系の話題もよく見かけるようになりました。いや~、時代って凄いですね…(笑)
下手なことを書いて後々に色々と特定されるのは御免ですので、自分は見るだけで一切書き込むつもりはありませんが…。
■かなり今更ですが、毎年恒例のサンテレビの正月企画『
新春アニメ』は、『パンダコパンダ』、『パンダコパンダ 雨ふりサーカスの巻』、そして
モノクロ版『
鉄人28号』でした。
…すごいです。めっちゃ豪華です。
『
パンダコパンダ』2部作ですが、Aプロ演出&動きがたっぷりで『ガンバの冒険』や『ジャングル黒べえ』のような、見ていて非常に楽しい作品でした。東京ムービー繋がりでQちゃんも出演しています。汽車が暴走するシーンがあるのですが、これは『ルパン三世』の丸パクりですかね…?
次に『
鉄人28号』ですが、現在サンテレビではアニメ第2作(太陽の使者版)が放送中なのですが、まさかモノクロ版をやってくれるとは…(!)
『鉄人対バッカス編』と称して、2日間で第17話~第20話が放送されました。地上波でまともにモノクロアニメを放送するのは、'06年に岐阜放送で放送された『宇宙エース』以来、関西ではMBSの『エイトマン』以来約10年ぶりじゃないですかね…?
高橋和枝さんのカツオ声、久々に聞いたような気がします。
オープニングの提供部分がどうなるのか気になっていたのですが、
なんの断り書きも無しに「
グリコ!グリコ!グ~リ~コ~!」を放送してしまうところがサンテレビらしいです…(笑)
放送中、友達に「サンテレビ見ろ!」とメールしたところ、「なんじゃこれ…!」と不気味がっていました…(笑)
■これまた今更ですが、『ドラえもん』大晦日特番で放送された『
45年後…』、非常に良かったです。
作品の尺の都合もありますので、オリジナル部分がかなり多かったのですが、それも含めて傑作だったと思います。余裕で自分の中の「心に残るお話30」に入れたくなりました。
作画は映画の担当の方でしょうか…?賛否両論あるようですが、個人的にはあの絵が好きです。
あと『バイバイン』はラストにブラック味が効いていて、何回見ても飽きません…(笑)
■「
幻の特撮作品『突撃!ヒューマン』がDVD化」という記事の見出しを見てビックリしたのですが、正確には「当時、個人がアトラクショーを撮影した8㎜フィルム」がDVD化されただけなんですね。これでも凄い事だとは思いますが、ちょっと煽りすぎじゃないですかね…(苦笑)
このブログをご覧の方の大多数はご存じのような気がしますが、本作は数あるヒーロー番組の中でも異色の存在で、ホールの舞台で行うヒーローショーを収録して放送する…という、『吉本新喜劇』や『8時だヨ!全員集合』のノリのヒーロー番組でした。
本放送以降、'73年の札幌テレビでの再放送を唯一として再放送やビデオソフト化は行われず、'80年代末の『テレビ探偵団』での紹介を最後に部分的な映像すら出回らなくなり、現在本編は行方不明、あるいはVTR収録がアダとなり消去された…と、専らの噂となっています。
これの本編が出てきたら色んな意味で凄いんですけどね…。
■東京では『
ドラえもん映画祭』なるものが開催されるんですね…。
かつての名企画『
大人だけのドラえもんオールナイト』が行われなくなって久しいですが、今回はどちらかと言えばファミリー向けの企画、といったところでしょうか。思えば『ドラ』声優変更から今年で5年…ということで、今の小学生では大山ドラを知らない子もかなり多いんじゃないですかね…?
恐らく普通にフィルムを使った上映でしょうから、『魔界大冒険』は公開時と同じ『風のマジカル』仕様で上映されるんじゃないですかね…?映画『ドラ』は『魔界大冒険』以外の作品もビデオ・DVDではさりげに主題歌がイジられていたりしますので、劇場公開版にご興味のある方は是非。
(…と書きましたが、劇場でビデオ版と同仕様のものが上映されたらすいません)
■国内では未ソフト化のモノクロ版『
パーマン』の
DVD売ってるサイトが海外にありました…(!)

これはいかにも怪しい気が…・。
10枚組BOXで90R$(約4350円)、単巻で15R$(約725円)だそうです。向こうのテレビ放送を録画したものなのか、裏でフィルムを入手してテレシネしたものなのか、あるいは品物が送られてこないパターンなのか…。勇気のある方は試してみては…?(当方では一切責任を負いません)
■知ってる人は知っている幻のアニメ『
地下幻燈劇画 少女椿』が
ゆうばり国際ファンタスティック映画祭で上映されるそうで…。
原作は丸尾末広先生。本作を取り巻く諸事情に関しましては、詳しく書かれているサイトがありますのでここでは省きますが、今回の上映は「映倫通過版」という、平たく言えば「マズいシーンのカット版」となっているようです。海外では異様な人気を誇っている本作ですが、日本で今となっては完全な形で観る機会が中々無い…というのは残念な話です。
トラウマにならない自信があれば一見の価値有り。